"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。

BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
2025年3月31日
株式会社MEモバイル
株式会社MEモバイル様は工事不要ですぐに利用開始できる高速モバイル通信サービス「カシモWiMAX」を提供。マーケティングチームとモバイル事業部が連携して取り組むLINE活用プロジェクトにより、導入1年でLINEからの新規申込数約3倍、問い合わせ対応工数を月60時間削減といった高い効果を発揮しています。組織横断でLINEをフル活用する、MEモバイル様のコミュニケーション戦略を聞きました。
「カシモWiMAX」サービスサイト:https://www.ka-shimo.com/
(写真左から)
株式会社MEモバイル
マーケティングチーム 阿部 詩音さま
モバイル事業部 内山 穂果さま
モバイル事業部 藤井 香南子さま
課題
・「カシモWiMAX」新規契約件数の増加と獲得効率の改善
・個別のお問い合わせ対応の業務効率化
・LINE専任者不在による運用リソース不足
戦略
・検討段階のユーザーとLINEで継続的な接点を構築し、ナーチャリング
・1to1トークによるLINE相談の受付と、「よくある質問」の設置により自己解決を促進
・LINEアンケートで顧客インサイトを可視化
成果
・月間新規申込数は閑散期で2~3倍、需要期に2倍に伸長
・お問い合わせ対応工数を月間60時間の削減に成功
・異なる部署間で顧客インサイトを共有し、マーケティング施策に反映
モバイル事業部 藤井 香南子さま
藤井さま:株式会社MEモバイルでは、高速モバイル通信サービス「カシモWiMAX」を提供しています。現在は12万回線を突破し、日本全国のユーザー様にご活用いただいています。
カシモWiMAXの特徴は「工事不要ですぐに使えること」、「無制限の定額利用というシンプルな料金形態」の2点です。従来のWi-Fiサービスでは引越しシーズンにはインターネット回線工事依頼が集中し、申込から工事まで1ヶ月半を要することもあるなど、ご利用開始までお時間がかかるケースも少なくありません。カシモWiMAXは工事不要で受け取り直後から使えるので、すぐにWi-Fiを使いたいという方に選んでいただいています。
また、通信サービスによくありがちな「料金がわかりにくい」「いつの間にか通信費が上がっている」「契約時にオプションに加入しないといけない」という点をなくし、無制限・定額利用というわかりやすい料金形態も選ばれる理由の一つです。
マーケティングチーム 阿部 詩音さま
阿部さま:全社のマーケティングを担うマーケティングチームと、「カシモWiMAX」の事業・販売を手がけるモバイル事業部の2つの部署で連携し、「カシモWiMAX」のLINE公式アカウントの運営をおこなっています。
マーケティングチームの主なミッションは、コストを抑えつつ新規申込件数を伸ばすことです。そのためにメイン指標としてCPA(ユーザーあたりの獲得単価)を見ています。新規獲得効率を中長期的に向上させるため、「まだカシモWiMAXを知らない」「他社と比較検討したい」「契約タイミングはもう少し先」というお客様とLINEで継続的につながり、必要なタイミングで情報をお届けできる場をつくりたいと考えていました。
内山さま:モバイル事業部ではお申込後、Wi-Fi開設までのお手続きやお問い合わせ対応を受け持っています。LINEは従来のメールや電話よりも手軽にコミュニケーションができるチャネルです。お客様の契約タイミングや熱量に応じて、メッセージの質と量、タイミングを調整できる点や、双方向のやりとりを通じてご契約に際する不安や疑問を解消できる点を魅力に感じています。
阿部さま:MicoCloudを導入してから約1年間で、月間の新規申込数は閑散期で約2~3倍、需要期でも約2倍と高い効果を実現できています。LINE公式アカウントの友だち数は導入前と比べて2.7倍に増えており、CVR(コンバージョン率)は同水準を維持したまま、申込の絶対数を大きく伸ばすことに成功しました。
閑散期でも安定した申込件数をいただけているのは、LINEで継続的なコミュニケーションをとれているからこそだと考えています。日々の配信を通じて「カシモWiMAX」との接点を持ち続けることで、お客様のニーズが高まったタイミングでサービスの申込につなげられているのだと思います。
阿部さま:また、MicoCloud上のLINEアンケート結果の数値を踏まえて、担当者からデータに基づいた施策をご提案いただけるところも満足しています。
具体的には、友だち追加時のアンケート結果から申込に至るユーザーの傾向を分析し、”利用シーンが決まっているユーザーのCVRが高い傾向にあるのではないか”という仮説のもと、利用シーンを想起できるイメージを組み込んでいただきました。すると配信反応率が非常に良く、申込数アップにつながりました。
モバイル事業部 内山 穂果さま
内山さま: 顧客対応のLINE活用成果としては、お問い合わせ対応業務の効率化により月間60時間の工数削減が実現できています。電話での個別対応ですと1件あたりの対応に10~20分かかるのですが、LINEでのご相談は1件あたり1~2分程度で解決できています。
とくにLINE公式アカウント上に「よくある質問(FAQ)」を設けたことで、検討中のお客様が各々の知りたい情報をすぐに得られる基盤をつくり、不安なくご契約に進める仕組みを整えています。そしてLINEの1to1トークに寄せられるお問い合わせ内容を蓄積し、そのデータを順次「FAQ」へと反映させています。
これにより、お客様に必要な情報が日々アップデートされていくとともに、お問い合わせ対応の業務効率もより一層高めることができています。
内山さま:定性的な効果としては「メールや電話ではお問い合わせをしにくい」という方もLINEで気軽にご連絡してくださるので、従来つながれていなかったお客様とも新たな接点を築けているように思います。また、お問い合わせ対応完了後に「申し込みしました!」とメッセージをくださる方もいらっしゃるなど、お客様との心理的な距離が近くコミュニケーションができている感覚があります。
藤井さま:マーケティングチームとモバイル事業部の組織間連携も進みました。従来は事業部が得たお客様の声をマーケチームへ共有してサイト改善などを行っていましたが、MicoCloudを通じてマーケチームが直接お客様の声を目にできるようになり、両部門の知識を組み合わせた新規獲得施策にスピード感を持って取り組めるようになっています。
藤井さま:LINEというプラットフォームを活用し、潜在ユーザー獲得・ナーチャリングを強化するほか、ご利用中のお客様にLINE公式アカウントのシナリオを展開し、顧客満足度向上を目指していきたいです。そして、お客様への提供価値向上のため、カシモWiMAXだけでなく、弊社が有するサービスをお客様のライフスタイルの変化に沿って提案し、ARPU(ユーザー1人当たりの売上金額)向上に取り組んでまいります。
「カシモWiMAX」サービスサイト:https://www.ka-shimo.com/
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
BOXIL掲載ページはこちら >
スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。