大学や学部・学科でLINEを活用する方法とは?導入に成功した事例を紹介

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近年、LINE公式アカウントを導入する大学が増加しています。

入学希望者に向けた情報発信や在学生に向けた学内サポート、大学・教授からのお知らせなど、大学ならではのLINE公式アカウントの活用方法は多く、これからも活用をはじめる大学は増えていくでしょう。

 

一方で、導入した大学がすべてLINE公式アカウントを有効活用できているとは限りません。

大学でLINE公式アカウントを有効活用するには、どのような課題を解決しなければならないのでしょうか。

 

今回は大学でLINE公式アカウントを活用する代表的なメリットと、大学がLINEを有効活用するための課題を紹介します。

大学でLINE公式アカウントを活用する方法とは?

大学でLINE公式アカウントを有効活用するには、どのような方法があるのでしょうか。用途に分けて紹介します。

入学希望者に向けた広報活動や入試情報の発信

各大学は入学希望者を増やすため、積極的な広報活動に力を入れています。

受験生向けの入試情報や大学の特色の周知、オープンキャンパスの日程告知など、大学と入学希望者の接点を増やすための発信にLINE公式アカウントは活用されています。

入学希望者にとっては、大学へ入学前に気軽に質問できるのは大きなメリットです。

LINE公式アカウントを運用する大学にとっては、質問の一つひとつが入学希望者の抱える疑問や不安の表れですので、より効果的な広報活動に活かせる材料を手に入れられます。

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チャットボットで在学生からの質問に対応

在学生から寄せられる質問への対応に、LINE公式アカウントは有効です。

LINE公式アカウントの機能の一つであるチャットボットは、登録済みの質問に対し自動的に回答を行なうため、学生のサポートを行なう教務課や学生課の負担を大きく減らせます。

学生側も24時間いつでも質問に対する回答を得られますので、必要な手続きが分からないといった不安を抱えない学生生活を送れるようになるでしょう。

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セグメント管理による大学からのお知らせの周知

また友だち追加した学生のアカウントを学部・学科ごとにセグメント管理しておけば、テストの日程や学内のスケジュールといったお知らせを適切に配信できます。

大学側は周知のための労力を軽減でき、学生側もスケジュール確認のため掲示板を見る必要がなくなるため、双方に大きなメリットがあるでしょう。

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教職員の採用窓口

大学の維持・発展のためには教職員の採用が不可欠です。人材の確保が難しくなる中、スムーズな採用を行なうためには採用フローの簡略化が不可欠。

さらには連絡を見落とされないようなやりとりの工夫が必要です。

採用専用のLINE公式アカウントを活用すれば、就職希望者とのスムーズな連絡が期待できます。

他のメールに埋もれて見落とされてしまうリスクも、LINEならプッシュ通知による周知によりメッセージの開封率を上げられるため、見落としや確認忘れを防止できるでしょう。

大学がLINE公式アカウントを導入するにあたっての課題

入学希望者から在学生まで幅広い層とコミュニケーションをとれるLINE公式アカウントですが、全ての大学が運用に成功しているわけではありません。

適切に運用できないLINE公式アカウントは効果がでないだけでなく、学生からブロックされる対象となってしまいますので、大学がクリアしなければいけない課題はあらかじめ認識しておく必要があります。

学生のセグメントごとに配信内容を変える

ブロックに繋がる大きな要因が、学生本人に必要がない情報の配信量です。

新入生向けの情報を3年生に配信する、経済学部のお知らせが工学部に届くなど、学生の属性に適した配信がおこなわれなければ、即ブロックされてしまってもおかしくありません。

友だち追加した学生のアカウントに学部や学年、出身地・出身校といった属性を付与し、それぞれの属性にあったメッセージ配信をしなければ、学生の利用者を満足させるのは難しいでしょう。

多すぎる配信量は逆効果

LINE公式アカウントは手軽にメッセージを配信できることから、頻繁に送るほど効果が高いと考える人もいます。

しかし学生の多くはLINE慣れしているとはいえ、1日に何通も届くほど大量のメッセージは逆効果となり、開封率は大きく下がるでしょう。

10代20代はコミュニケーションの多くをSNSやメッセンジャーアプリでおこなっている一方、自分にとって不要なメッセージには敏感です。

閲覧する必要がないメッセージだらけのアカウントは、すぐにブロックまたはミュートされてしまいます。

セグメント分けした配信により適切なメッセージを送るのと同時に、配信回数は週に2度程度に抑えるようにしましょう。

友だち追加数だけを追いすぎない

大学の情報を広く周知するためには、多くの学生に友だち追加をしてもらう必要があります。

しかし友だち追加の数ばかりを意識して宣伝活動ばかりに気を取られてしまうと、肝心な情報の配信がおろそかとなってしまい、利用者が減るおそれがあります。

もちろん利用者を増やすための宣伝活動も大切ですが、ユーザーである学生に役立つ配信を行なわなければ、多くの学生に向けた適切な情報発信という本来の目的の達成は難しくなるでしょう。

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大学や学部・学科でLINEの活用に成功した事例

LINE公式アカウントは大学の学生向けにどのように使われ、どのような成果を出しているのでしょうか。

LINE公式アカウントサポートツール「MicoCloud」を活用した導入事例を紹介します。


富士フイルムシステムサービス株式会社

富士フイルムシステムサービス株式会社は「薬学生のスペシャルサポーターになる」をミッションに、薬学生向け学び応援サイト「薬学のレシピ」を運営。

しかしサイトオープン当初は薬学生への案内を行なう機能が乏しく、新着記事をなかなか届けられないという問題を抱えていました。

登録会員向けにメールマガジンを配信するも、開封率は上がらず。

その後サイトオープン半年後にLINE公式アカウントの運用を開始しましたが、標準機能ではセグメント分けした配信ができずに開封率の向上は見られませんでした。

また、全ての友だちに一斉配信を行なった結果、十分な効果測定をおこなえないという結果になっています。

MicoCloudを導入後は、薬学生の学年や実習時期に合わせたコンテンツを必要なタイミングで配信できるようになりました。

セグメントごとに的確な配信をおこなえるようになった結果、タップ率はメール配信時の2倍近くまで上昇しました。

またオンラインイベントの申し込みフォームをLINEフォームに移行し、作成期間の大幅な短縮に成功。その結果、薬学生へのアプローチもLINE上でおこなえるようになったため、申し込み数にも増加が見られています。

MicoCloud導入の成功により「薬学のレシピ」はより薬学生のニーズに合ったサービスに成長しました。

今後も「可能な限り薬学生一人ひとりに合ったお役立ち情報を送りたい」という理想の実現に向け、機能の拡張と適切な運営が期待されます。

▼詳しい事例の内容は、以下をご覧ください。

>>MicoCloudで配信タップ率が2倍に!薬学生の学びを応援

まとめ

大学の経営において、学生の満足度向上は大きな課題です。

新入生の確保に向けた大学間の競争は熾烈であり、各大学とも入学検討者への効果的なアプローチ方法を模索しています。

その中でLINE公式アカウントは、学生が日常的に使用するLINEを活用したコミュニケーションを実現するツールとして注目を集めています。

一方、LINE公式アカウントの標準機能では、細かく設定したセグメント配信やアンケート機能と連動したユーザーへのタグ付けなど、適切なコミュニケ-ションに必要な機能を利用できません。

もしLINE公式アカウントを活用した効果的な集客を目指すなら、ぜひ「MicoCloud」の導入をご検討ください。

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導入後もLINEのマーケティング活用を知り尽くしたサポートチームが継続的にアシストします。オンライン面談や各種セミナーの実施もしておりますので、少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

弊社のノウハウを詰め込んだLINE運用の教科書がダウンロードできますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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