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BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
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近年、多くの企業がマーケティングにLINE公式アカウントを活用しています。LINE公式アカウントで効果的に顧客とコミュニケーションをとるためには、リッチメニューを効果的に活用することが重要です。
リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に固定表示できるメニュー画像のことです。ユーザーがリッチメニューをタップすることで、Webサイトへの遷移やクーポン発行など、様々なアクションを起こすことができます。
そのリッチメニューをより効果的に活用するために重要なのがアクション設定です。
この記事では、リッチメニューのアクション設定の種類、設定方法から注意点、そして応用方法まで詳しく解説していきます。
目次
LINE公式アカウントのリッチメニューは、メニューをタップした際に設定したリンク先への遷移やクーポンの送信をすることができます。
このリッチメニューをタップした際の動作をアクションと呼びます。例えば、ホームページボタンをタップしたら企業のWebサイトに遷移する、といった設定が可能です。
リッチメニューをはじめて使う場合は、以下の記事も参考にして設定してみてくださいね。
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LINEリッチメニューの作り方|画像作成から表示設定まで徹底解説
リッチメニューには、以下の5種類のアクションを設定することができます。
アクション | 説明 | 設定項目 |
リンク | 指定したURLに遷移する | URL、アクションラベル |
クーポン | 指定したクーポンを表示する | 表示するクーポン、アクションラベル |
テキスト | 指定したテキストを送信する | テキスト |
ショップカード | 指定したショップカードを表示する | ショップカード |
設定しない | タップしても何も起こらない |
それぞれの設定項目と合わせて詳しく見ていきましょう。
リンクを選択すると、リッチメニューのタップ時に設定したURLへ遷移します。
設定項目はURLとアクションラベルの2つです。URLには自社サイトのトップページやキャンペーンページなど、ユーザーを誘導したいページを入力します。
リッチメニューのアクションラベルとは、音声読み上げ機能で読まれるテキストのことです。視覚障がいのある方や画面が見づらい状況で利用する際に役立ちます。アクションラベルには「ホームページを開く」「公式サイトへ」など、具体的な動作を記載しましょう。
クーポンを選択すると、リッチメニューのタップ時に事前に作成しておいたクーポンが表示されます。割引クーポンやポイント付与クーポンなど、さまざまな種類が設定できます。
設定項目は表示するクーポンとアクションラベルです。
テキストを選択すると、リッチメニューのタップ時に指定したテキストがLINEのトーク画面に送信されます。最大50文字まで入力可能です。
長文や画像などを送りたい場合は「応答メッセージ」と連携するのがおすすめです。応答メッセージと組み合わせると、画像や動画、カードタイプメッセージなども送信できます。
ショップカードを選択すると、タップ時に作成済みのショップカードが表示されます。
リッチメニューの特定の区画をタップしても何も起こしたくない場合は、設定しないを選びます。
ここでは、業界ごとにリッチメニューのアクションの設定例をいくつか紹介します。
業界 | アクション設定例 |
ECサイト | 新商品情報 セール情報 カートを見る マイページ |
美容室 | 予約する メニューを見る クーポン アクセス |
飲食店 | テイクアウト 注文 席を予約する メニューを見る お店への行き方 |
人材 | 求人情報を見る 会員登録する CAに相談する |
不動産 | 資料請求をする 物件情報を見る 内見予約をする |
自動車 | 新車情報 見積もり依頼する 入庫予約する 相談する |
これらの例を参考に、自社のビジネスに合ったアクションを設定しましょう。
リッチメニューのアクション設定を行う際に注意すべき点を4つ紹介します。
リッチメニューのアクションは、ユーザーが求める情報や行動に合致している必要があります。ユーザーがどのような情報を求めているのか、どのような行動を期待しているのかを分析し、それに基づいたアクションを設定することが重要です。
例えば、ユーザーが「営業時間」や「メニュー」、「最新情報」を知りたいと考えているのか、「予約」や「購入」といった行動を期待しているのかを考慮する必要があります。
リッチメニューは、右下に配置されたアクションが最もタップされやすい傾向にあります。これは、多くのユーザーがスマートフォンを右手で操作し、親指で画面をタップするためです。
最もユーザーにタップして欲しいアクションは、右下に配置することを意識しましょう。
リッチメニューのデザインは、ユーザーの目を引き、アクションを促すために重要な要素です。ボタン風の画像を使用したり、背景やアクションのデザインに統一感を持たせることで、視覚的に魅力的なリッチメニューを作成することができます。
作成したリッチメニューが本当に効果的なのかどうかを検証するために、A/Bテストを実施することが重要です。
A/Bテストとは、異なるデザインのリッチメニューを複数作成し、どちらがより高い効果(クリック率など)を得られるかを比較するテストです。A/Bテストを繰り返すことで、ユーザーの反応を見ながらリッチメニューを改善していくことができます。
リッチメニューのアクション設定をさらに効果的に活用するために、「応答メッセージ」と連携させる方法があります。
応答メッセージとは、ユーザーが特定のキーワードを送信した際に、自動で返信メッセージを送信する機能です。
リッチメニューのアクションで「テキスト」を選択し、応答メッセージのキーワードを設定することで、リッチメニューをタップした際に自動で応答メッセージを送信することができます。
例えば、リッチメニューに「お問い合わせ」というアクションを設定し、「お問い合わせ」というキーワードで応答メッセージを設定しておけば、ユーザーがリッチメニューをタップするだけで自動的に問い合わせ方法を案内するメッセージを送信することができます。
この方法でメッセージを自動送付する場合、メッセージ通数としてカウントされません。メッセージ通数を節約しつつ、ユーザーとのコミュニケーション数を増やすのに有効ですので、ぜひ活用してみてくださいね。
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LINE公式アカウントの応答メッセージの設定方法|自動返信のやり方とは?
実際にリッチメニューと応答メッセージを連動させる方法を紹介いたします。この記事では、以下のように不動産業界の例として、新着物件のメニューを選択したとき、カードタイプメッセージが自動送信されるような仕組みを紹介いたします。
不動産業界の例:新着物件をタップして、複数物件を送信
LINE公式アカウントの管理画面にログインしたら、左サイドメニューよりリッチメニューを選択します。
リッチメニュー作成画面に遷移したら、アクションを設定したい区画を選択。アクションタイプをテキストにし、応答メッセージに反応させるキーワードを入力します。
テキストは任意ですが、ユーザーに表示されるため、わかりやすいものがよいでしょう。設定が完了したら、リッチメニューを保存します。
続いて、応答メッセージを設定します。応答メッセージ設定画面で、タイトルを入力。応答タイプをキーワード応答にし、リッチメニューに設定したテキストと同じテキストを入力しましょう。
キーワードの設定が完了したら、コンテンツを設定します。今回はおすすめの物件を紹介するため、カードタイプメッセージを使用します。
今回は、カードタイプメッセージを使用しましたが、他にも以下の種類のコンテンツを設定することができます。
応答メッセージに設定できるコンテンツの種類
以上、応答メッセージとリッチメニューを組み合わせる方法をご紹介いたしました。
最後に、リッチメニューをもっと有効活用する方法を紹介いたします。
LINE公式アカウントの機能だけでは実現できない、より高度なアクション設定を行うために、外部ツールと連携する方法もあります。
例えば、弊社が提供するMicoCloudのようなツールを使うことで、リッチメニューに以下のようなアクションを設定することができます。
リッチメニューをユーザーごとに出し分けたり、タブ分けしてより多くの情報を提供することができるようになります。
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この記事では、リッチメニューのアクション設定について解説しました。
リッチメニューを効果的に活用するためには、ユーザーのニーズを捉え、適切なアクションを設定することが重要です。
ユーザーの行動を分析し、A/Bテストなどを活用しながら、常に改善を続けることで、リッチメニューの効果を最大化することができます。
また、もしLINE公式アカウントの運用に課題を感じていましたらMicoCloudまでご相談ください。弊社はLINEマーケティングツールMicoCloudの提供だけでなく累計1100アカウント以上の支援実績から得たノウハウで戦略立案、施策立案などのサポートいたします。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
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