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BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
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「LINE VOOM(ラインブーム)」は、ショート動画を中心とした動画プラットフォームです。2021年に、SNS的な機能を持つ「タイムライン」が動画を中心としたサービスへ生まれ変わりました。
LINE公式アカウントのメッセージは友だち限定でコミュニケーションできるのに対し、LINE VOOMは友だちではない不特定多数のユーザーとコミュニケーションが取れるSNSのような機能を持ちます。
この記事では、LINEVOOMの概要やタイムラインとの違い、使い方について解説いたします。
特徴の違いを活かし、LINEマーケティングを実行していきましょう。
目次
LINE VOOM(ライン ブーム)とは、ショート動画を中心とした動画プラットフォームです。2021年に「タイムライン機能」がリニューアルされる形で公開されました。また、個人のLINEアカウントと企業のLINE公式アカウントどちらでも利用可能であるため、企業は認知拡大にも活用することができます。
LINE VOOMの主な機能は、ショート動画や写真、テキストの投稿・閲覧であり、ユーザーは投稿されたコンテンツに対して「いいね」や「コメント」をつけたり、シェアしたりすることができます。シェアされた動画はLINE公式アカウントの友だち以外も閲覧可能で、認知拡大にも活用することができます。
参考:LINE for Business「タイムライン」リニューアルのお知らせ
LINE VOOMとタイムラインの主な違いは投稿の公開対象が「友だち」から「フォロワー」になったことです。
タイムラインでは「LINEの友だちになっているアカウント」の投稿を見ることができましたが、LINE VOOMでは「フォローしたアカウント」の動画投稿を見ることができます。※フォローしていなくても、おすすめに表示された内容は見ることができます。
フォローはLINE VOOMだけで有効です。LINE VOOMで企業のLINE公式アカウントをフォローしたからといって友だちになるわけではなく、LINEでメッセージを送信することはできません。
引用:LINE for Business「コラム|運用テクニック」
従来タイムラインになっていた画面下のタブからLINE VOOMを開くと、投稿された動画を見ることができます。
LINE VOOMを閲覧する画面には、「おすすめ」と「フォロー中」の2つのタブが用意されています。
おすすめの中から気に入った動画を投稿している個人ユーザーや企業のLINE公式アカウントをフォローすると、フォローしたユーザーが投稿した動画のみを閲覧できるようになります。
企業がLINE VOOMを活用するメリットを紹介いたします。
LINE VOOMには「おすすめ」タブがあり、フォロワー以外の人にも動画が表示されます。つまり、認知されていないユーザーにも、アカウントを知ってもらえる機会があります。そこからフォロー、友だち追加をしてもらえる可能性があります。
おすすめで再生されるコンテンツは、全体公開に設定して投稿した動画が対象となり、静止画や非公開で投稿した動画は対象となりません。対象となる動画の中より、LINE側のアルゴリズムが自動でおすすめに表示しますが、基準は公開されていません。
推測にはなりますが、Instagramのリールやtiktokと同様であるとするならば以下の要素が考えられます。
ユーザーの趣味・関心に関連する動画を投稿し、再生回数や再生時間の長くユーザーの反応がよいと思われる動画がおすすめに載る可能性が高いでしょう。
また、フォロワーには自社の動画がより多く再生されるようになっているため、WEBサイトやLINE公式アカウントへの友だち登録の訴求に触れる回数が増え、結果として企業の集客・売上アップにつながります。
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LINE VOOMでは、ユーザーとLINE公式アカウントのトーク機能よりも気軽にコミュニケーションをとることが可能です。動画にはいいねやコメント欄があり、そこでコメントをやり取りをすることで、サービスへの好感度を上げていきます。
また、動画にゲーミフィケーション(ゲーム化)の要素を盛り込むことで、よりユーザーのアクションを促す施策もあります。例えば、美肌診断や天職診断などの診断コンテンツを動画化することで、ショート動画に対する反応率を上げたり、LINE公式アカウントへ友だち登録を促したりすることが可能です。
LINE VOOMは無料で情報が発信できます。LINE公式アカウントのメッセージは、一定以上の配信数になると通数課金が発生しますが、、LINE VOOM上のやりとりであれば無料です。
LINE公式アカウントで友だち登録してくれた顧客に対してメッセージを直接届けることも大切ですが、加えてSNS的な情報発信を組み合わせることで認知されていなかった新規の見込み顧客を獲得することができるようになります。
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LINE VOOMには、「LINE VOOM Creator Program」という収益化プログラムが用意されています。YouTubeのように再生回数などに応じて収益化を図ることも可能です。
収益化できるアカウントには条件があり、以下の条件を満たす必要があります。(2024年6月時点)
※これらの要件を達成しているかは、24時間ごとに確認されます。
以上の条件を満たすと、LINE VOOM Creator Programに申請できます。審査を通過すると収益化ができます。直近30日間に10件投稿するという条件がありますので、継続的に動画を公開していく必要があります。
LINE VOOMで投稿できる内容を紹介いたします。
LINE VOOMに投稿できるメインのコンテンツが動画です。
推奨されている動画の仕様は以下の通りです。
テキストやハッシュタグを一緒に投稿できます。
動画ではなく、写真(静止画)やテキストを投稿することができます。
投稿できる画像ファイルは以下のとおりです。
絵文字ように使えるスタンプが用意されており、文章に挿入可能です。無料で100種類以上のスタンプが用意されています。
企業やお店などの位置情報を表示したマップを投稿できます。
LINE公式アカウントで作成したクーポンを投稿できます。クーポンを発行できるのはLINE公式アカウントのみで、クーポンは事前に準備する必要があります。
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LINE公式アカウントで作成した「リサーチ」を投稿できます。リサーチはいわゆるアンケートのような機能で、ユーザー属性、ニーズなどの情報を収集可能です。
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投稿にURLのリンクを貼ることも可能です。サービスサイトやECなどに誘導もできます。
URLをペーストして投稿すれば、自動的にリンクが作成されます。
このようにLINE公式アカウントの友だち以外にも情報を届けることができるのが、LINE VOOMの特徴です。
ここではLINE VOOMに投稿する方法を説明します。
PCから投稿する場合は、LINE公式アカウントの管理画面に入りLINE VOOMを選択します。LINE VOOMの管理画面に入ったら、「投稿を作成」ボタンを押します。
続いて投稿するコンテンツ種類を選択します。動画を投稿する場合は「動画」を、写真やテキストクーポン、リサーチなど動画以外のコンテンツを投稿する場合は「写真・テキスト」を選択します。
動画を投稿する場合は動画をアップロードし、以下の項目を設定します。
以上の設定が終わったら投稿完了です。
こちらでは、いいねやコメントに関する管理・設定ができます。投稿されたコメントやいいねを管理する場合は「管理」を、投稿されるコメントの設定は「設定」を押します。設定できる項目は以下の通りです。
こちらの設定では、主にLINE VOOMで発信するコンテンツの公開範囲を設定できます。
LINE VOOMでよく質問される内容をご紹介いたします。
友だちとLINE VOOMのフォローは同じLINE上での関係ですが、この2つの役割は明確に異なります。
また、LINE VOOMでフォローしたとしても、自動的にLINEの友だちに追加されることはありません。反対にフォローされたとしてもLINE公式アカウントから友だちへメッセージを送ることはできないため注意が必要です。
一般ユーザーは、VOOMで動画を視聴したLINE公式アカウントを友だち追加することが可能です。
フォローしている公式アカウントを友だち追加したい場合は、公式アカウントのvoomプロフィール画面右上にある「メニュー(縦の3つの点)」を開き「公式アカウントを見る」をタップします。
LINE公式アカウントのプロフィールに移動するので、そこから友だち追加できます。企業のLINE公式アカウントの場合、友だち登録によるインセンティブを動画内で訴求することにより、動画視聴→友だち登録の動線を作ることができます。
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LINE VOOMでユーザーに新しくフォローされた場合は、通知が届きます。
通知が不要な場合、LINEアプリの設定からLINE VOOMをタップ。「LINE VOOM通知」という項目がありますので、ここで「すべて」や「新しいフォロワー」などの通知を個別に切り替えることが可能です。
LINE VOOMでは「予約投稿」することが可能です。あらかじめ投稿内容を準備し、投稿時間を設定することで予約投稿ができます。
例えば、ビジネスユーザーをターゲットとする場合、閲覧数増加を狙って前日に投稿の準備をし、朝の通勤時間帯に投稿するということができます。
LINE VOOMは、ショート動画を中心とした動画プラットフォームで友だち以外のユーザーにリーチできる特徴があります。LINE VOOMを通じてアカウントの認知度を高め、友だちを増やすことを期待できます。
また、LINEを使ったマーケティングツールMicoCloud(ミコクラウド)を提供しています。ツールの提供だけでなく、累計1000アカウント以上のLINEマーケティングを支援してきた実績をもとに作成した「LINE運用の教科書」を無料で公開しています。LINE運用を始めたばかりという方はぜひ参考にしてくださいね。
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Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
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