"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。

BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
BOXIL掲載ページはこちら >
スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
最終更新日:
LINEマーケティングの成果創出、運用の効率化のためにLINE拡張ツールを導入を検討している企業が増えています。
このようなにお悩みの方に向けて、本記事ではLINE拡張ツールの機能やメリット・デメリットを解説します。また、LINE拡張ツールの選び方も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
目次
LINE拡張ツールとは、外部のサービスと連携することによりLINE公式アカウントには無い機能を追加・強化することができるソリューションの総称です。
顧客情報を収集・分析してコミュニケーションを最適化したり、やりとりを自動化して業務効率化をしたりできるようになります。
LINE公式アカウント標準機能だけでも、集客やメッセージのやりとりは可能です。しかし、LINE運用を進める上で、下記のようなビジネスニーズが発生することがあります。
LINE拡張ツールの導入により、LINE運用で発生するニーズを解消することが可能となります。
LINE拡張ツールの主な機能を紹介いたします。
この記事では弊社が提供するLINE拡張ツール「MicoCloud(ミコクラウド)」を例にします。
セグメント配信は、LINE公式アカウントのメッセージの絞り込み機能を拡張したもので、メッセージの配信対象を特定の条件を持つ友だちにのみ限定配信する機能です。
LINE公式アカウント単体でも性別や年齢、エリアなどで配信先を絞り込むことはできますが、LINE拡張ツールを使うとアンケートの回答(興味関心など)や商品の購買履歴、会員ステータスなどの条件に絞り込んで配信ができます。
▼関連記事
LINE公式アカウントのセグメント配信とは?絞り込み手順や成功事例を紹介
シナリオ配信はLINE公式アカウントのステップ配信を拡張した機能で、開始条件や分岐条件を柔軟に設定できるようになります。
ステップ配信は開始条件で「友だち追加」を選べますが、シナリオ配信ではアンケートの回答や特定のWebページの閲覧など、開始条件を自由に設定可能です。
そのため、ユーザー行動が熱が高まった瞬間にアプローチできるメリットがあります。
リッチメニューの出し分け機能はLINE公式アカウントのリッチメニューを拡張する機能で、友だちを特定の条件に分類してリッチメニューを出し分けて表示できます。
LINE公式アカウント単体の場合リッチメニューは1つのみ設定可能ですが、LINE拡張ツールを使えば「会員 / 非会員」や「性別」ごとにリッチメニューを出し分けることができます。
ユーザーの状態やニーズに合わせてリッチメニューを設定することで、必要な情報を届けやすくなり、結果的に反応率の向上を期待できます。
▼関連記事
LINE公式アカウントのリサーチ機能を拡張する機能で、アンケートの回答と友だちを紐づけることができます。
例えば、興味のあるサービス、サービス利用に関する希望条件などを取得して、顧客データを蓄積することができます。
また、取得したアンケートの回答はセグメント配信やリッチメニューの出し分けに活用可能で、よりパーソナライズされたコミュニケーションを実現できるようになります。
LINE公式アカウントにはない機能で、友だち一人ひとりのプロフィールやアンケート結果などの顧客情報を一元管理できます。
LINE公式アカウント単体ではチャット機能を用いてノートにメモを取ったりやタグを設定したりすることで顧客管理できますが、チャットをしている友だちに限られます。
また、チャットでメッセージやスタンプを送ってもらうまで誰が友だちであるかは確認できません。※2024年から認証済アカウントに限り誰が友だちかを一覧で確認できるようになりました。
LINE拡張ツールを使うことで、誰が友だち登録したかをすぐにを知ったり、アンケートの回答やメッセージの反応などを取得・分析できたりするようになります。
▼関連記事
LINE公式アカウントの友だちを確認・管理する方法。一覧の見方も徹底解説!
通知メッセージはLINE公式アカウントにない機能で、電話番号を用いて「友だち登録していないユーザー」にもメッセージを配信することができる機能です。
利用用途は、ユーザーの利便性が高く広告など営利目的ではないものに限られており、物流会社からの配送通知や電力会社からの料金確定通知などに利用されています。
通知メッセージは自社サービスの登録や購入などユーザーの行動起点でメッセージが配信されます。そのようなユーザーは、すでに自社ブランドを認知、または利用しています。通知メッセージを活用して熱感の高いユーザーと友だちになり、中長期的にアプローチをすることでLTV向上を期待できます。
▼関連記事
LINE通知メッセージとは?友だち以外にも予約完了通知などを配信する方法
複数拠点管理機能はLINE公式アカウントにはない機能で、複数の支店を持つ企業が支店ごとに閲覧権限や操作権限を管理できる機能です。
例えば、本部はすべての顧客情報を、支店ではその支店に関連する顧客情報のみを閲覧できるように権限を設定できます。
また、一つのLINE公式アカウントに対して子IDを発行する機能もあります。例えば営業担当ごとにIDを発行し、担当する顧客のみとやりとりを閲覧することもできます。そのため顧客と営業が個別にやり取りする人材業界や不動産業界、クリニック、カーディーラーなどの業界で特に活用されています。
LINE拡張ツールを導入することで以下のようなメリット・デメリットがあります。
はじめにLINE拡張ツール導入のメリットを紹介いたします。
LINE拡張ツールを活用すると顧客ニーズや会員ステータスに応じてメッセージやリッチメニューを出し分けし、顧客1人ひとりに最適化したコミュニケーションをとることができます。
顧客単位でコミュニケーションを最適化することで開封率向上やブロック率低下、配信費用の削減、商品の購入率向上などを期待できます。
▼関連記事
One to Oneマーケティングとは?主な手法や成功事例を解説
LINE拡張ツールにはシナリオ配信など、ユーザー行動に合わせて自動送信する機能が備わっており、顧客コミュニケーションの一部を自動化できます。
そのため、最初にコミュニケーション設計をしておけば、業務を自動化しつつ、LINEマーケティングの成果を高めることが可能です。
会員データベースやCRMなどのツールをすでに利用している場合、顧客体験を一元管理するためにLINEの顧客データと紐付けたいというニーズがあります。LINE拡張ツールでデータ連携すると、会員の状態に合わせてLINE上でコミュニケーションをとることが実現可能です。
続いて、LINE拡張ツール導入のデメリットを解説します。
LINE拡張ツールの利用には、費用がかかります。LINE公式アカウントの月額費用やメッセージ配信費用に加えてLINE拡張ツールの利用料が必要となります。
一方で、LINE拡張ツールを活用するとメッセージを送りたいセグメントにだけ配信できるようになるため、配信費用を抑えられます。
また、顧客データベースと連携することで特定のユーザーにメッセージ配信ができます。ダイレクトメールで送っているチラシなどをLINEに置き換えることでコスト削減も可能です。
費用対効果が合うかを導入前に確認するため、まずは相談するのがおすすめです。
LINE拡張ツールを効果的に活用している企業の成功事例を紹介いたします。
工場専門スタッフ求人サイト「工場求人ナビ」を運営し、メーカーと求職者のマッチングに注力する日総工産様は、LINE拡張ツールを活用しLINE経由の月間応募数が前年同月比で5倍に成長しました。
また、応募後の求職者と担当者の1to1コミュニケーションにもLINEを活用しています。従来は応募用と個別トーク用でアカウントが分かれていましたが、ID付与機能を用いて一つのLINE公式アカウントに統合。応募から個別トークまで一貫したコミュニケーションを実現し、求職者対応のタイムラグを0にしています。
▼事例を見る
製造業の人手不足課題に応える!LINE経由の月間応募数が前年同期比5倍に成長
福岡を中心に展開する注文住宅メーカーの悠悠ホーム様では、LINE拡張ツールを活用した、新たなオンライン営業戦略を構築しています。
悠悠ホーム様は顧客管理システムとLINE拡張ツールを連携し、LINEでお客様が反応したメッセージや反響、来場予約などのデータを顧客管理システムと連携。そのデータをもとに営業活動にも活用しています。
LINEで温度感を高め、そのデータを営業活動にも活かすことで、顧客体験を向上させつつ、提案の質をあげることに成功しています。
▼事例を見る
電話、メールに次ぐ新たな非対面営業ツールとしてLINEを活用。顧客データを可視化し、お客様のニーズを捉えるオンライン営業改革
LINE拡張ツールの比較方法を紹介いたします。自社にあったツールを選択するには選び方を知ることが大切です。
主な比較ポイントは以下の通りです。
LINE拡張ツールには汎用的に使えるサービスから特定の業界や業種に特化したものまでさまざまなものがあります。
業界特化型のツールは特定の業界や業種に最適化された機能や仕組みが備わっています。一方で、他業種で利用する場合にはフィットしない場合があります。
そのため、まずは汎用型のツールを広く検討して、業界特化型のほうがメリットがある場合はそちらを選ぶことを検討するのがおすすめです。
また、LINE拡張ツールのWebサイトに掲載されている導入事例や導入企業を確認しましょう。特定の業界や業種の導入実績が多い場合は、その領域での使い方にフィットしていると考えることができます。
やりたいことを実現するために必要な機能が備わっているかを比較します。
新規獲得を目的としてLINEを活用する場合と既存顧客とのやり取りにLINEを活用する場合では、必要となる機能が異なります。そのためLINE公式アカウントに追加・強化したい機能を洗い出しましょう。
一方で、特定の機能が備わっているだけで、導入するツールを決めるのはリスクがあります。企業が抱える課題によって効果的なアプローチ方法があるため、まずはLINE拡張ツールを提供する企業に相談してみるのもおすすめです。
LINE拡張ツールを提供している会社にも、サポート体制に違いがあります。
1つ目は、サポートなし(ツールの提供のみ)を提供するサービスです。社内にLINEマーケティングのノウハウがあり工数を確保できる場合におすすめです。
2つ目は、カスタマーサクセスによる操作説明を提供するサービスで、ツールの使用方法の相談などをすることができます。
3つ目は、ツールの提供に加えてコンサルタントがLINEマーケティングの戦略立案や施策の立案などを代行するサービスです。LINEマーケティングのノウハウがない、十分な工数を確保できないという課題をお持ちの企業におすすめです。
長期でLINE拡張ツールを運用するために、定期的なアップデートをしているかも確認しましょう。
技術の進化や顧客行動の変化に伴い、必要とされる機能も変わっていきます。例えば、最近ではAI搭載したマーケティングツールの登場も記憶に新しいのではないでしょうか。
機能のアップデートにより成果の向上や用途の拡大などを期待できるため、アップデートをし続けているツールであることは重要な要素です。
LINE拡張ツールは、顧客の電話番号やメールアドレス、行動データ、アンケートの回答など、多くの顧客情報を取り扱うため、セキュリティ対策が担保されているかは重要です。
比較する際は、以下のようなセキュリティ対策をしているかを確認しましょう。
他にも企業の情報セキュリティポリシーなどを確認し、信頼性の高いサービスを選ぶことが重要です。
初期費用や月額費用だけでなく、将来友だち数が増えた場合の費用増加やオプション料金についても確認しておきましょう。
また、売上につながるか、コスト削減できるか見込みを試算し、費用対効果を検討することが大切です。
LINE拡張ツールの導入の流れを紹介します。
一般的には以下の手順で進めます。
LINE拡張ツールはLINE公式アカウントに紐付けて使用するため、まずはアカウントを開設します。
すでにアカウントをお持ちの場合は、新規で開設する必要はありません。
また、そもそもLINE公式アカウントを活用したマーケティングを実施するべきか検討中の場合は、LINE拡張ツールを提供している企業に相談して、自社の課題を解決することができるのか、費用対効果が合うのかを相談するのもおすすめです。
▼関連記事
LINE公式アカウントの作り方|PCとスマホアプリそれぞれの作成方法を解説
条件に合いそうなLINE拡張ツールをいくつか選定したら、資料請求やお問い合わせをします。営業担当との商談を設定し、解決できる課題や料金プランや契約期間、サポート内容を確認していきましょう。条件に合うサービスが見つかったら契約をします。
LINE公式アカウントと拡張ツールを連携させます。サービスにより異なりますが、LINE拡張ツールの担当者が連携する場合もあれば、マニュアルに沿って自社で連携をする場合もあります。
MicoCloud(ミコクラウド)は、LINE認定パートナー(Technology partner premier)を取得したLINE拡張ツールです。人材業界、不動産業界、金融業界、カーディーラー業界、クリニック業界、EC業界など、幅広い業界で活用いただいております。
MicoCloudはビジネス利用に役立つ機能を多数備えています。
また、LINE拡張ツールの提供だけでなく施策立案や戦略設計などのコンサルティングから運用代行まで、累計1,100アカウント以上の支援をしてきた経験豊富なスタッフが手厚くサポートし成果創出に貢献します。
これからLINE公式アカウントの活用をはじめたい方、成果がでないとお困りでしたら弊社までお問い合わせください。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
BOXIL掲載ページはこちら >
スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。