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BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
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LINEを使ってビジネス展開を考えた際に、外部サービスとLINEを連携したいニーズに応えるため、「LINE API」が用意されています。
このAPI(エーピーアイ)とは一体どんなものなのでしょうか?
当記事では、LINEにはどのようなAPIがあるのか、LINE APIの中でもニーズの高いMessaging APIにはどのような機能があるのかについて紹介していきます。
<自社でLINEマーケティングを検討or実施しているご担当者の方へ>
LINE APIは企業のLINEマーケティングにとってなくてはならない機能です。あなたが普段利用している企業の公式LINEにおけるLINEログインや多種多様な配信は全てLINE APIを活用していると考えてください。
自社のデータベースとLINEで取得した情報をつなげたい場合や、LINEを顧客管理DBとして利用したい場合などもAPI開発で実現できます。
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ぜひご覧ください。
目次
APIとは様々なウェブサービスで使われている仕組みの一つで、「Application Programming Interface」の略となります。
わかりやすく説明すれば、APIは「異なるアプリケーション同士をつなぐための仕組み」ということになります。
LINE APIの場合は、LINEというアプリケーションとその他のアプリケーションをつなぐための仕組みであり、LINEのAPIを使えばLINEの情報を自社のアプリケーションで利用できるようになります。
例えば、企業やブランドアカウントでよく見かける、ユーザーからのメッセージに自動返信するような「チャットボット」も、このAPIを利用して開発されています。
LINEの仕組みを使って様々な機能が利用できるようになるAPIですが、実際にLINEではどのようなAPIが提供されているのでしょうか。
LINE APIの役割は非常に多岐にわたっています。
そのため目的に合わせたAPIを上手に活用すれば、高度なプログラムを開発してLINEをより一層ビジネスに利用することが可能となります。
LINE APIのサービスの種類と概要を見ていきましょう。
LINEアカウントを使ってユーザーが他のサービスにログインできるようにするAPIです。
これを使えば、新たにアカウントが必要なサービスでも、LINEで認証すると情報入力の手間が省けるようになり、再ログインする場合はLINE認証だけでログインできるようになります。
ウェブアプリやiOSアプリ、Androidアプリなどに組み込めば、ログインをLINEアカウントで認証できるようになります。
現在では様々なサービスがLINEログインを利用していますので、実際に利用している方も多いはずです。
LINE Messaging APIは、LINEが提供するAPI等の外部連携機能としてもっともよく使われていると言っても良いでしょう。
LINE Messaging APIはbot(ボット)を作って応答メッセージを同時に送受信したり、ビーコンと呼ばれる電波の受信圏にユーザーが入ったときにメッセージの対話を設定するAPIです。
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LINE Front-end Frameworkはウェブアプリのプラットフォームであり、このプラットフォームを使って情報の引き出しを行います。
このプラットフォーム上で動作するアプリケーションのことをLINEアプリと呼びます。LINEアプリはLINEのユーザーIDなどを取得して、その情報を活用した機能の提供や、メッセージの返信などができます。
LINE Thingsは「Bluetooth® Low Energy対応デバイス」とLINEを連携し、操作ができるIoTプラットフォームのことです。
LINEとデバイスを連携させることで、ユーザーが操作しなくても自動的にあらかじめ設定した手順でスマホを動作させるなどの自動処理や通信が可能となります。
ClovaはLINEが開発した今話題となっている「A.I.」プラットフォームです。
Custom Extensionというスキルを作成することで、Clovaを使ったA.I.との対話が可能となります。
LINE Social PluginsはLINEへSNSやブログなどからシェアしたり、友だち追加、いいねをするためのボタンを作成できるプラグインです。
LINE NotifyはLINEを通じてWEBサービスからの通知を送信するものです。
ウェブサービスと連携することでLINEが提供する公式アカウント「LINE Notify」から通知が届くようになります。
このLINE Notifyは複数のサービスと連携可能で、IFTTT(イフト)、Github(ギットハブ)、Mackerel(マカレル)などの代表的なウェブサービスとの連携ができます。
LINEが提供するバーコード決済サービスのLINE Payを使った、決済アプリケーションに導入できるAPIです。
LINEから提供されているAPIはたくさんあるのですが、その中でもよく活用されているのがチャットボットを作るMessaging APIと言えるでしょう。
チャットボットはLINEを使ってユーザーからの問い合わせに自動的に返信したり、あらかじめ設定したストーリーのもと、状況に合わせて異なるパターンで返信したり、あるいは、設定したタイミングに合わせてメッセージ配信ができるツールです。
ウェブページでの対応やメールの返信などでもボットと同じような対応ができないことはありませんが、使用頻度の高いLINEを使って一般ユーザーへメッセージを伝えるという点で、価値が高いものであると言えます。
ユーザーからのメッセージに対応した適切な返答ができるチャットボット機能が利用できるため、Messaging APIは大変人気のあるサービスとなっています。
Messaging APIの具体的な機能は、
・友だちリストの一覧表示
・メッセージの送受信
・グループチャットや1対1チャットでの応答
・スタンプ、画像の送受信
・動画、音声の送受信
・位置情報のチェック
・テンプレートメッセージ配信
・メッセージセグメント配信やステップ配信
・友だちのニックネームの取得
・ブロックの確認
などで、LINEの標準的な機能をすべて自動化できるようになっています。
Messaging APIを使ってどのようなメッセージが送れるかを見ていきましょう。
Messaging APIを使って送れるメッセージには、次のような種類のものがあります。
画像引用元:LINE Developers
一般的なテキストのメッセージが送信できます。
文字コードを使えばLINEの絵文字を入れることも可能です。
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画像引用元:LINE Developers
テキスト以外にLINEならではのスタンプを送ることもできます。
スタンプはパッケージIDとスタンプIDをメッセージオブジェクトに含めることで表示ができます。
画像引用元:LINE Developers
画像や音声、動画もメッセージとして送信可能です。
画像の場合は画像ファイルとプレビュー用の画像URL。
動画の場合は動画URLとプレビュー用の動画URL。
音声の場合は音声URLと再生時間をメッセージオブジェクトに含めて送信します。
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画像引用元:LINE Developers
タイトルに加えて住所と緯度・経度の情報をメッセージオブジェクトに含めれば、位置情報をメッセージとして送信できます。
お店の場所などを位置情報で送信したい場合に利用できます。
画像引用元:LINE Developers
イメージマップとは、タップすることでリンクにジャンプするなどの動作を設定できる画像のことです。
メッセージで送信した画像をタップすれば、ウェブページにジャンプしたりメッセージを送信したり、動画を再生できるようになります。
画像引用元:LINE Developers
吹き出しタイプのメッセージではなく、ボタンやカルーセルなどを使ったよりリッチなメッセージがテンプレートメッセージです。
横にスクロールしてリンクを表示するなど、ユーザーからのリアクションが高まるメッセージを作成できます。
画像引用元:LINE Developers
ウェブデザインのレイアウトを指定するCSSを使って、レイアウトをカスタマイズして送信できるメッセージが作成できます。
画像引用元:LINE Developers
トーク画面の下部に即反応できるクイックリプライを表示できる機能が、メッセージタイプ共有機能です。
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MessagingAPIを使ってチャットボットなどを自分で作りたいという場合、どうすればよいのでしょうか。
実は、MessagingAPIはLINEアカウントを持っていればすぐに利用できます。
専用のコンソール
にアクセスして、自分のLINEアカウントでログインすれば、MessagingAPIでオリジナルの機能を作ることが可能です。
ログインするためには、自分のLINEアカウントでメールアドレスとパスワードを設定しておきましょう。
ログインができたら「プロバイダー」と呼ばれるボットを管理するものと、「チャンネル」と呼ばれる入れ物を作成します。
この2つができれば固有IDが発行されます。これを利用して、Messaging APIの各種機能を設定する準備が完了します。
しかし、ここからボットを作るための作業はプログラム的な要素はそこまではないにせよ、素人がいきなり作れるような簡単なものでもありません。
プログラムなどに詳しいエンジニアが、ニーズに合わせた設定をするほうがスムーズでしょう。
Messaging APIを使ったチャットボットの開発は、素人では難しいため、エンジニアに外注することになります。
エンジニアに依頼した場合、開発コストはどの程度になるのでしょうか。
開発コストは内容によって異なりますが、決して安いものではありません。例えば中堅クラスのエンジニアのコストは1ヶ月で100万円程度となります。
1人のエンジニアで6ヶ月掛けて開発したとしても600万円。さらに保守費用として1人が担当すれば月額100万円が必要となります。
大手の企業であればそこまでの負担ではないかもしれませんが、そうでなければかなりのコストが必要です。
LINEのAPIを使用すると、LINEを使った高度なコミュニケーションが可能となり、独自アプリを開発できる便利な仕組みです。
その利便性は、実際にユーザーとしてLINEのチャットボットを使ったことがあるのなら、実体験として感じられるのではないでしょうか。
しかし、LINE API開発を外注すると高額なコストが発生することになるかもしれません。
そんなときは、LINE運用サービスとして有名な「MicoCloud」を利用して、よりスムーズ効なLINE運用を行ってみてはいかがでしょうか。
プロならではの視点でビジネスに合わせたLINE活用法を提案してくれることはもちろん、エンジニアに外注すると高額になるLINE APIもパッケージ化されていますから、リーズナブルに利用可能となります。
LINE APIは、LINEのビジネス活用に欠かせないツールと言っても過言ではありません。
APIには様々な機能が用意されていますので、使い方に合わせたものを選択することで、自社のウェブサービスとLINEを連結できるようになります。
ただし、高度なプログラムを開発するためにはコストがかさんでしまいますので、よりリーズナブルに利用したいのであれば「MicoCloud」を利用するのがおすすめです。弊社のノウハウを詰め込んだLINE運用の教科書がダウンロードできますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
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Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
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