LINE公式アカウントのタグ付けとは?使い方と活用方法を徹底解説

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LINE公式アカウントのタグ付け機能は、メッセージの絞り込み配信や顧客管理に活用されます。

本記事では、タグ付け機能の活用方法、使い方、注意点について解説します。

LINE公式アカウントのタグ付けとは

LINE公式アカウントのタグ付けとは、チャットができる友だちにタグを付けることができる機能です。顧客管理やタグ付けした友だちのみにメッセージを一斉配信することができます。

例えば以下のようなタグを設定して、活用することができます。

  • 顧客属性:「新規」「既存顧客」
  • 行動:「イベント参加」「資料請求」
  • 来店予約:「予約」
  • 顧客ステータス:「シルバー会員」「ゴールド会員」


タグは20文字以内で自由に作成でき、友だち一人につき最大10個までタグ付けできます

チャットタグの活用方法

LINE公式アカウントのチャットタグの活用方法を紹介します。

タグ付けした友だちに絞り込みメッセージを一斉配信する

チャットタグは、メッセージの配信先の絞り込みに利用できます。LINE公式アカウントのメッセージ配信には絞り込み配信という機能があり、タグ付けされた友だちのみに絞り込んでメッセージを配信可能です。

例えば、以下のような使い方ができます。

  • 「会員」タグをつけた友だちに、会員限定クーポンを送る
  • 「新規顧客」タグをつけた友だちに、初回限定割引キャンペーン情報を配信する

なおチャットタグを活用したメッセージの絞り込み配信には、オーディエンス機能を利用します。オーディエンスの設定方法は以下の記事で解説していますので、チャットタグを活用したメッセージの絞り込み配信をする場合は以下の記事を参考にしてください。

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ステップ配信の分岐条件にチャットタグオーディエンスを使用する

ステップ配信はユーザー行動を起点に事前に設定したメッセージを配信する自動で配信する機能です。指定した条件によって配信するメッセージを分岐させることができます。ステップ配信の設定は、以下の記事を参考にしてください。

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顧客管理に利用できる

タグ付けをすると、チャットできる友だちリストから特定のタグを設定した友だちのみを絞り込んで表示できます。

例えば、以下のような活用方法があります。

  • 「リピーター」とタグ付けされた友だちに絞り込み、定期的にコミュニケーションをする
  • 「イベント参加」とタグ付けされた友だちにに絞り込み、次回イベントの案内をする

また、複数のタグを組み合わせて友だちを絞り込んで確認することもできます。

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次に実際にチャットタグの使い方を解説いたします。

チャットタグの使い方をWEB版、アプリ版それぞれ解説いたします。

WEB版(PC)でタグ付けする方法

はじめにタグを作成します。

LINE公式アカウントの管理画面にログインしたら、画面上部にあるチャットタブを開きます。

画面が切り替わったら、チャット設定>タグをクリックし、「作成」をクリックします。

20文字以内でタグ名を入力し、保存をクリックしたらタグ作成は完了です。

次に、左メニューより連絡先を選択します。画面が切り替わったら、ユーザーの名前の横にあるタグを追加をクリックします。

すると設定したタグが表示されます。設定したタグを外したい場合は、タグの横にある「×」を押すと削除可能です。

以上で、PCでのタグ付け方法を解説いたしました。

続いて、スマホアプリ版でタグ付けをする方法を解説いたします。

アプリ版(スマホ)でタグ付けする方法

画面下部のメニューよりチャットを開き、画面右上の設定ボタンをタップ。画面が切り替わったらチャット設定>タグをタップします。

続いて、「+」ボタンをタップするとタグ作成画面に遷移します。タグ名を20文字以内で設定し、保存をタップしたらタグの作成は完了です。

続いて、友だちにタグ付けをします。

チャット一覧からタグを付けたい友だちを選択し、プロフィールを開きます。プロフィール画面に切り替わったら作成したタグを選択します。

タグの選択が終わったら、「保存」ボタンをタップしてタグ付けは完了です。

以上、PCとスマホそれぞれでタグを設定する方法を解説いたしました。

チャットタグを使用する際の注意点

チャットタグを利用する際には、次の点に注意して運用しましょう。

タグ付けできるのはチャットで連絡したことがある人のみ

タグ付けできるのは、チャットができる人のみです。チャットをするには、友だちからメッセージを送ってもらう必要があります。

※認証済アカウントに限りアカウントオーナー自らチャットすることも可能です。

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タグの作成数は最大200個

タグの作成数は最大で200個までです。上限になった場合にタグを差し替える作業は大変であるため、活用方法を事前に設計しておきましょう。

タグ付けできるのは一人につき10個まで

一人の友だちに対して、最大で10個のタグを追加できます。複数のタグを付けることで、その友だちとの関係性や興味をより詳細に把握することが可能になります。

一斉送信(絞り込み配信)に使用できるタグは10個まで

チャットタグを活用したメッセージの一斉送信(絞り込み配信)を使用する際、複数のタグを選択することができます。一度に設定できるタグの数は最大10個までです。

タグ付けは自動化できない

LINE公式アカウントでは基本的にタグ付けは手動で実施する必要があり自動化はできません。

自動タグという機能があり、特定の条件を満たした場合に自動でタグが付与されます。ただし、現在は「LINE公式アカウントメンバーシップ」に加入した友だちのみが対象で、自由に使えるわけではありません。

タグ付け機能をもっと活用するには

LINE公式アカウントで使用できるタグ付け機能ですが、タグの作成数の制限がある他、タグを手動で設定する必要があります。LINE活用が進むとタグの上限やタグ付け業務の効率化も課題となりがちです。

そんなときは、LINE公式アカウントの機能を拡張するLINEマーケティングツールの活用がおすすめです。

弊社が提供するLINEマーケティングツールのMicoCloud(ミコクラウド)は、タグ付け機能の活用方法である顧客管理やメッセージの絞り込み配信をもっと自由に実現することができます。

また弊社はツールの提供だけでなく、施策立案や戦略設計などのコンサルティングから運用まで、経験豊富なスタッフが手厚くサポートし、成果創出に貢献します。

この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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