【新機能】LINE公式アカウントのチャットProオプションとは?無料範囲の仕様変更についても解説

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【新機能】LINE公式アカウントのチャットProオプションとは?無料範囲の変更に伴う対応も解説

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2025年3月4日、LINE公式アカウントのチャット機能に「チャットProオプション」が提供開始されました。 

 

チャットProオプションの提供に伴い、チャット機能で無料利用できる範囲に変更が加わります。チャットの履歴やチャットタグ、ノートのLINEの運用方法によっては、有料のチャットProオプションに入る必要があります。

 

この記事では、LINE公式アカウントのチャットProオプションのサービス概要や無料で利用できる範囲の変更点について解説いたします。

チャットProオプションとは?

LINE公式アカウントのチャットProオプションは、チャット機能を拡張する有料オプションです。月額3,000円(税別)で利用できます。

チャットProオプションに加入することで、チャット履歴の保存期間の延長やバックアップ、チャットタグ作成数の増加、運用を強化する新機能を使えるようになります。

チャットProオプションに加入しなくとも、従来のチャット、LINEコール、定型文、連絡先などの基本機能は引き続き無料で利用することができます。

チャットProオプション提供後のチャット機能の変更点

従来のようにチャットは無料で利用できるものの、チャットProオプションの提供開始に伴い無料で利用できる範囲の仕様が大きく変更されます。

チャットProオプションの提供に伴うチャット機能の変更点は以下の通りです。

※25年3月4日時点

参考:【重要】LINE公式アカウント チャットProオプションのリリースについて|LINEヤフー for Business

表のように、これまで無料の範囲で利用できていたチャットの機能は制限されます。

  • チャット履歴の保存期間:1年→6ヶ月
  • チャット履歴のバックアップ(ダウンロード):可能→不可
  • チャットタグの作成数:200個→5個
  • チャットタグの付与数:各チャットルーム10個→1個
  • ノート作成数→各チャットルーム10,000件→1件

特に影響が大きいと考えられるのが、チャットタグの作成数と付与数です。無料の範囲では、タグの作成数が5つまで、かつユーザー1人につき1つまでとなるため、今まで顧客管理やセグメント配信にチャットタグを利用している場合は、これまでの運用は難しくなると考えられます。

なお、すでに作成済みのチャットタグやノートに関しては、そのまま利用可能です。

チャットProオプションの申し込み方法

チャットProオプションの加入を検討している方へ申し込む方法を紹介します。

はじめにLINE公式アカウントの管理画面にログインし、設定をクリックします。

設定画面に切り替わったら、左メニューより「利用と請求」>「チャットProオプション」を選択し、画面右側の購入をクリックします。

購入する前に事前に支払い方法の登録が必要です。支払い方法を登録していない場合は、以下のように表示されますので、支払い方法を追加しましょう。

購入内容を確認したら、利用規約を確認、同意して購入ボタンをクリックします。

以上で、チャットProオプションの加入は完了です。購入後、利用できるようになるまで最大5分程度かかります。

なお、日割り計算はできません。月中に加入しても1ヶ月分の3,000円がかかるため、急ぎでなければ月初に加入するのがおすすめです。

チャットProオプションの加入は必要?3つの選択肢

チャットProオプションの加入を検討する必要があるのか迷った場合は、以下の選択肢が候補として挙げられます。

  • 無料版のチャット機能を利用する
  • チャットProオプションに加入する
  • 顧客管理ができるLINE拡張ツールを利用する

無料版のチャット機能を利用する

1つ目の選択肢は、引き続き無料版のチャット機能を利用する方法です。以下のケースに当てはまる場合は、無料版の範囲内で利用できます。

  • そもそもチャット機能を利用していない
  • チャット機能でメッセージのやりとりのみをする
  • チャットタグを使用したセグメント配信をしていない
  • チャット履歴やタグ、ノートは必要ない

上記に該当する場合、チャット機能の仕様変更による影響を受けません。引き続き無料版を利用し、必要になったタイミングでチャットProオプションに加入しましょう。

チャットProオプションに加入する

2つ目の選択肢は、チャットProオプションに加入する方法です。以下のケースに当てはまる場合は、チャットProオプションの加入を検討しましょう。

  • タグやノートを使って顧客管理をしている
  • チャットタグを絞り込み配信(セグメント配信)に利用している
  • チャット履歴を半年以上残す必要がある/ダウンロードする必要がある

チャットタグを活用している場合、無料版では作成できるタグの数が5つになり、付与できるタグ数はユーザー1人につき1つとなります。そのため、メッセージの絞り込み配信への利用が制限され、今まで通りには運用ができなくなります。

このように顧客管理やセグメント配信など高度な運用をしている場合は、チャットProオプションの加入がおすすめです。

顧客管理ができるLINE拡張ツールを利用する

顧客管理やセグメント配信などを活用しており、チャットProオプションを検討するほど活用されている場合はLINE拡張ツールの導入もおすすめの選択肢の1つです。

LINE拡張ツールにも様々な特徴を持つツールがありますが、顧客管理に強いサービスを利用することで今回の変更点をカバーすることができます。

例えば、弊社が提供する「MicoCloud(ミコクラウド)」は、今回のチャットタグの変更点をカバーするような機能が備わっています。

  • 500個以上のタグを作成して顧客管理可能
  • アンケートの回答を個人と紐付けてセグメント配信可能
  • 他システムに蓄積された顧客データと連携し顧客管理可能

また、一つのLINE公式アカウントを複数人で運用することができる権限付与機能やアイコンの切り替えなど、チャット機能を効率的に活用する機能が備わっています。

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LINE公式アカウントのチャットProオプションは、保存データの拡張やチャット管理機能、運用の効率化を実現する機能など、ビジネスに役立つ機能が提供されます。

一方で、チャット機能が無料で使える範囲は制限されます。使い方によっては影響を受けずに利用可能ですが、顧客管理やセグメント配信などにチャットタグを活用されている場合は、チャットProオプションの加入も検討しましょう。

また、チャット機能の拡張だけでなく顧客管理やセグメント配信、リッチメニューの出しわけなど、LINE運用をもっと高度化するならLINE拡張ツールのMicoCloudもご検討ください。

この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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