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BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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LINE公式アカウントの「オーディエンス」とは、メッセージ配信やステップ配信でメッセージの送信先を絞り込むための機能です。オーディエンスを活用することで、特定の特徴を持った友だちに絞り込んでメッセージを配信することができます。
この記事では、LINE公式アカウントのオーディエンスの概要や活用方法、「属性」との絞り込み配信の違いについて解説します。また、表示されない場合の対処方法も紹介します。
目次
LINE公式アカウントのオーディエンスとは、指定した条件を基にユーザーをグループ化する機能です。
LINE公式アカウントのオーディエンスは、メッセージ配信やステップ配信で配信先のターゲットを絞り込むために利用されます。
例えば、以下のような行動を起こした友だちに絞ってメッセージを配信することができます。
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LINE公式アカウントのメッセージ配信の絞り込み配信に使える機能は2種類あり、オーディエンス以外に「属性」という機能も使うことができます。
それぞれの絞り込み配信の方法の違いは以下の通りです。
LINE公式アカウント事前に決めた条件を基に決められるグループです。
LINE公式アカウントの属性はユーザーが保有するスタンプや、友だち追加している公式アカウントなどの利用状況から推定されたグループです。
どちらもメッセージの絞り込みに利用する機能ですが、絞り込むための条件が異なります。
LINE公式アカウントのオーディエンス機能を利用するメリットを紹介いたします。
絞り込み配信は共通の特徴を持ったユーザーグループにのみメッセージを送ることができます。逆に配信先が誰かがわかっていれば、メッセージの中身を最適化することができます。
例えば、ECサイトを運営している企業であれば、以下のような使い方も可能です。
キャンペーン案内のメッセージを送信、メッセージ内のリンクをクリックしたユーザーにのみクーポンを送って、反応率を高めることができます。
メッセージの絞り込み配信ができれば、必要な人にだけメッセージを送ることができるためメッセージの配信コストを抑制することができます。
LINE公式アカウントは、料金プランごとに毎月無料で使えるメッセージの数が決まっています。また、料金プランによっては上限を超えた分のメッセージを送る際には従量課金が発生する仕組みです。
一方で、友だちの数が増えるほどメッセージの配信コストが高まるため、必要な人にだけメッセージを配信することが重要です。
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LINE公式アカウントで設定できるオーディエンスの種類を解説いたします。
「配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザー」を対象としたオーディエンスです。配信したメッセージに含まれるURLをクリックした興味の高いユーザーに絞り込みできます。配信に利用する場合、オーディエンスの対象ユーザーが50名以上必要です。
メッセージインプレッションは、「配信したメッセージを開封したユーザー」を対象としたオーディエンスです。配信したメッセージに関心を持ったユーザーだけに絞り込みメッセージを配信することができます。配信に利用する場合、オーディエンスの対象ユーザーが50名以上必要です。
「リッチメニューをクリックしたユーザー」を対象としたオーディエンスです。リッチメニューのどのアクションがクリックされたかを指定することもできます。配信に利用する場合、オーディエンスの対象ユーザーが50名以上必要です。
「リッチメニューを表示したユーザー」を対象にしたオーディエンスです。デフォルトでリッチメニューが非表示になっている場合、メニューを開くというアクションをしたユーザーに対して絞り込みができます。配信に利用する場合、オーディエンスの対象ユーザーが50名以上必要です。
「特定の経路からお友だち登録をしたユーザー」を対象にしたオーディエンスです。過去90日以内に友だち追加したユーザーが対象になります。配信に利用する場合、オーディエンスの対象ユーザーが50名以上必要です。
LINE公式アカウントの「チャット機能でタグ付けしたユーザー」を対象にしたオーディエンスです。利用するには、チャットをしているユーザーへタグ付けをする必要があります。
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「LINEで予約」経由で予約したユーザーを対象としてオーディエンスです。「LINEで予約」とLINE公式アカウントを連携している場合に利用できます。
「ユーザーIDをアップロード」して作成するオーディエンスです。LINEユーザーが個別に持つユーザーIDを活用してオーディエンスを作ります。ユーザーIDを活用する場合、MessagingAPIを利用する必要があります。MessagingAPIは開発者向けの機能です。なお利用するには、自社のLINE公式アカウントが「認証済アカウント」である必要があります。
「LINE Tagのトラッキング情報を基に作成する」オーディエンスです。LINE Tagとは、Webサイトに設置するタグで、タグを設置したページの閲覧やコンバージョン計測などを可能にする機能です。
配信に利用する場合、オーディエンスの対象ユーザーが50名以上必要です。
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以上、オーディエンスの種類を紹介しました。
オーディエンスの作成方法を解説します。
はじめにLINE公式アカウントの管理画面にログインします。メニューからオーディエンスを選択し、画面右上の「作成」をクリック。はじめにLINE公式アカウントの管理画面にログインします。メニューからオーディエンスを選択し、画面右上の「作成」をクリック。
画面が切り替わったら、オーディエンスタイプを選択し、オーディエンス名を設定します。オーディエンスは複数作成することもありますので、区別しやすい名前をつけましょう。
オーディエンスタイプは、絞り込み配信に利用したいものを選択します。
選択したタイプに応じた設定をしたら、保存をクリックします。
以上でオーディエンス作成は完了です。
選択したオーディエンスタイプによっては、「一致する検索結果はありません」と表示されることがあります。
このように表示される理由は、指定した条件を満たしていないためです。
例えば、「チャットタグ」「ユーザーIDアップロード」オーディエンス以外のタイプを選択した場合、配信対象となるサイズ(友だちの数)が50人以上必要です。
このような場合は、すぐに指定のオーディエンスを利用することはできず、まずは友だち数を増やす必要があります。
設定が完了したら、実際に絞り込み配信に活用していきましょう。
左メニューの「メッセージを作成」より、配信先>「絞り込み」にチェックします。するとオーディエンスが表示されますので、作成したオーディエンスを選択してあとは通常通りメッセージを配信するだけです。
以上で、オーディエンスを活用したメッセージの絞り込み配信方法を解説いたしました。
もし、作成したオーディエンスが表示されない場合は次の対処方法を試してみてください。
オーディエンスを作成したのに利用できない場合は、ステータスを確認します。メッセージの絞り込み配信に使えるオーディエンスはステータスが「有効」になっています。
オーディエンスのステータスを確認するには、左メニューよりオーディエンスを選択します。画面下部に作成済みのオーディエンスが表示されますので、ステータスごとに対処していきましょう。
ステータスごとにオーディエンスを利用できない理由が異なりますのでそれぞれ対処方法を解説いたします。
ステータスが「期限切れ」の場合は、オーディエンス有効期限が切れています。
「チャットタグ」「ウェブトラフィック」以外のオーディエンスには有効期限があり、新規作成から180日間有効です。期限が切れたオーディエンスは1ヶ月後に自動的に削除されます。もし、オーディエンスが表示されない場合は有効期限が切れていた可能性がないか確認しましょう。
オーディエンスのステータスが「エラー」の場合、設定が間違っている可能性があります。
例えば、「ユーザーIDアップロード」オーディエンスの場合、アップロードするファイル形式が誤っている可能性が考えられます。
また、「ウェブトラフィック」オーディエンスの場合は、Webサイトに設置するタグの設定が誤っている可能性も考えられます。
ステータスが「準備中」となるのは、2つの理由が考えられます。
オーディエンスを作成した直後の場合、オーディエンスが有効になるまで数時間かかりますので時間をあけてチェックしてみましょう。
また、「チャットタグ」「ユーザーIDアップロード」オーディエンス以外の場合、対象となるオーディエンスのサイズが50以上必要です。この場合も、ステータスは準備中のままとなりますので、対象となる友だちが50人以上となるように友だちを増やす必要があります。
LINE公式アカウントではこの記事で解説した「オーディエンス」や「属性」を活用した絞り込み配信ができます。
一方で、以下のように自由に配信先を設定したいと感じることもあるのではないでしょうか。
このように自由にセグメントを分け配信を実現するには、LINE公式アカウントの機能を拡張するLINEマーケティングツールを利用する方法があります。弊社が提供するLINEマーケティングツールMicoCloudを活用すれば、一人ひとりに最適なコミュニケーションを実現可能です。
また累計1,100ブランド以上の支援実績を持つ弊社が、貴社の戦略立案から施策のご提案までしっかりとサポートいたします。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
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