最終更新日:
LINE公式アカウントを活用したキャンペーンが注目を集めています。
本記事では、LINE公式アカウントのキャンペーン機能による分析方法やLINE公式アカウントを活用したキャンペーンについて解説します。
目次
LINE公式アカウントのキャンペーンとは、メッセージ配信の分析をより便利にする機能です。
通常は配信した個々のメッセージごとに分析結果が表示されますが、作成したキャンペーンをメッセージに紐づけることで、複数のメッセージをまとめて分析・集計することが可能になります。
キャンペーン機能は、LINE公式アカウントでプレゼント企画のようなキャンペーンを実施する際に有効で、1つの企画で複数のメッセージを配信する場合に活用します。
例えば、季節限定のキャンペーンを実施する場合、「キャンペーンの案内」「クーポンの配布」「キャンペーン終了のリマインド」など、一連のメッセージを通じて展開するマーケティング施策において、その効果をひとつのまとまりとして分析することができます。
例えばキャンペーン機能を使用することで、以下のような分析が可能になります。
これらの分析結果を基に、より効果的なキャンペーン戦略の立案や、ユーザーニーズに合わせたコンテンツの最適化が可能となります。
次のセクションでは、具体的なキャンペーンの活用例をご紹介します。
LINE公式アカウントを使ったキャンペーンには、様々な種類があります。ここでは、代表的なキャンペーンタイプとその特徴、効果的な活用方法について詳しく解説していきます。
友だち追加キャンペーンは、LINE公式アカウントの友だち数を増やすことを主な目的としたキャンペーンです。友だち追加を条件にクーポンをプレゼントしたりします。
期間限定キャンペーンは、特定の期間内に限定したオファーや特典を提供するキャンペーンです。夏のセールや年末年始キャンペーンなど、季節に合わせたテーマ設定をし友だちにメッセージを届けます。
また、キャンペーン終了までの残り日数をリマインドすることも効果的です。
口コミ投稿キャンペーンは、口コミ投稿をしてくれた人に対して特典を提供するキャンペーンです。口コミキャンペーンは、投稿内容や形式、ハッシュタグの使用方法など、各SNSのガイドラインから逸脱した内容になっていないか注意しましょう。未承認のLINE公式アカウントや個人・グループのLINEアカウントへの友だち追加を促すものは掲載不可です。
参考：「LINEで応募審査ガイドライン」LINEヤフー株式会社
また、LINE公式アカウントにはクーポン機能もあるので、口コミ投稿者に見返りとして活用してみるのもおすすめです。
▼関連記事
アンケート回答キャンペーンは、名前のとおりユーザーにアンケートに回答してもらうことで、プレゼントや特典を提供するキャンペーンです。基本情報から詳細な嗜好まで、複数回のアンケートで段階的に情報を収集します。アンケート回答後、すぐに使えるクーポンなどの特典を提供します。
以上、キャンペーンについて紹介いたしました。いずれのキャンペーンも、LINE公式アカウント上だけでなく、自社のWebサイトやSNS、店頭POPなど、様々な接点でキャンペーンを告知すると効果的です。
続いて、LINE公式アカウントでキャンペーンを実施するメリットを紹介いたします。
LINEアプリの国内の月間アクティブユーザー数は2024年3月時点で9,700万人と、高いリーチ力を有しています。そんなLINE公式アカウントでキャンペーンを実施することには、多くのメリットがあります。
魅力的なキャンペーンを展開することで、新規友だちの獲得につながります。特に、友だち追加をキャンペーンの条件にすることで、効果的に友だち数を増やすことができます。
クーポンやプレゼントなどユーザーにとって価値のあるコンテンツやオファーを提供することで、ブロックされるリスクを減らすことができます。
キャンペーンの反応を分析することで、ユーザーの嗜好や行動パターンを理解することができます。
適切に設計されたキャンペーンは、直接的な販売促進につながります。特典や限定オファーを提供することで、購買意欲を刺激し、売上の向上を図ることができます。
これらのメリットを最大限に活かすためには、ターゲットユーザーのニーズを的確に捉え、適切なタイミングで魅力的なキャンペーンを展開することが重要です。
LINE公式アカウントを活用したキャンペーンを実施する場合は、成果を計測することも重要です。
LINE公式アカウントでキャンペーンを新規作成する手順は、以下の通りです。
LINE公式アカウントの管理画面にログイン後、「メッセージ配信」＞「キャンペーン」から「作成」を選択します。
引用：LINE公式アカウント（旧 LINE@） – キャンペーン｜LINEヤフー for Business
作成画面に遷移したら任意のキャンペーン名を入力。保存を選択したらキャンペーンの作成は完了です。
引用：LINE公式アカウント（旧 LINE@） – キャンペーン｜LINEヤフー for Business
キャンペーンの作成が完了したら、一覧に作成したキャンペーンが追加されますので確認してみましょう。
引用：LINE公式アカウント（旧 LINE@） – キャンペーン｜LINEヤフー for Business
続いて、作成したキャンペーンをメッセージに設定する方法を解説いたします。
ホームの「メッセージ配信」＞「メッセージを作成」ボタンを選択し、メッセージ作成画面に遷移します。
引用：LINE公式アカウント（旧 LINE@） – キャンペーン｜LINEヤフー for Business
続いて、メッセージ作成画面にて「高度な設定」＞「キャンペーンを設定」を選択し、作成した任意のキャンペーンを選びます。
引用：LINE公式アカウント（旧 LINE@） – キャンペーン｜LINEヤフー for Business
設定完了後に「配信」をクリックすることでメッセージの配信を行えます。
キャンペーン機能を利用する際は、以下の点に注意しましょう。
キャンペーンはメッセージ配信前に紐づける必要があります。配信済みのメッセージに対して後からキャンペーンに紐づけることはできません。
複数のキャンペーンを1つのメッセージにつけることはできません。
続いて、キャンペーンの分析方法を解説いたします。
LINE公式アカウントのキャンペーン機能を利用し効果を分析する方法を解説いたします。
はじめにLINE公式アカウントの管理画面にログインします。管理画面に遷移したら「分析」タブからメッセージ配信を選択します。
引用：LINE公式アカウント （LINE Official Account Manager） 分析 – メッセージ通数 / メッセージ配信マニュアル｜LINEヤフー for Business
続いて、キャンペーンタブを開くと、メッセージ配信済みのキャンペーンが一覧表示されます。この画面ではキャンペーン全体の数値を確認することができます。
メッセージの配信を分析する場合は、開封率とクリック率を比較することが大切です。比較対象と比べメッセージのタイトルがよかったか、クリエイティブがよかったのかなどを分析し、PDCAを回すことができます。
引用：LINE公式アカウント （LINE Official Account Manager） 分析 – メッセージ通数 / メッセージ配信マニュアル｜LINEヤフー for Business
表示項目を設定する上で、以下の5項目はおさえておきましょう。表示項目設定のトグルを選択すると比較する指標を選択できます。
引用：「分析- メッセージ通数 / メッセージ配信」（LINEヤフー株式会社）
LINE公式アカウントをより活用するなら、LINEの機能拡張ツールMicoCloudがおすすめです。
MicoCloudを使えば、キャンペーンで獲得した友だちの情報を収集・管理できます。例えば、WEBサイト上でのユーザー行動やアンケートによる興味関心の収集、ID連携による購買データなどの情報との連携によりLINE公式アカウントを有効活用できます。
MicoCloudは友だちの流入経路を計測できます。どの店舗のキャンペーンから友だち登録したかなども計測可能です。
もしLINE公式アカウントのキャンペーン運用や分析でお困りであれば、累計1,100アカウント以上をご支援した経験のあるMicoCloudをご検討ください。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
成長企業から大手企業まで
様々な業界の企業が活用中
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
BOXIL掲載ページはこちら >
スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
無料デモ体験
価格について