"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
BOXIL掲載ページはこちら >
スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
最終更新日:
LINE公式アカウントの規模が大きくなるにつれて、一人で運用・管理することが難しくなります。
LINE公式アカウントでは、複数人でアカウントを管理する方法があります。一方で、アカウントを複数人で管理する場合は、権限を適切に管理することが重要です。
本記事では、LINE公式アカウントの管理者を追加する方法や複数人で管理する手法を解説いたします。
目次
LINE公式アカウントは、複数の管理者で運用できます。権限の種類を問わず、1つのアカウントにつき100人まで管理者を追加可能で、チームで協力してアカウントを運用することができます。
しかし、複数の管理者を追加する際には、適切な権限設定と運用ルールの策定が不可欠です。
次のセクションでは、LINE公式アカウントの管理者権限の種類について詳しく見ていきます。
LINE公式アカウントでは、4種類の管理者権限が用意されています。
管理者の権限を適切に設定することで、セキュリティの安全性を確保しつつ、効率的な運用が可能になります。
主な権限の種類は以下の通りです。
管理者は、LINE公式アカウントのすべての権限を持ちます。メンバーの追加・管理を行うことができるのは管理者権限のみです。
付与される権限
管理者は、メンバーの追加や権限の変更ができるユーザーです。セキュリティの観点からマネージャーなどの責任者だけに権限を付与することをおすすめします。
運用担当者はアカウント運用の責任者です。メンバー管理以外のすべての権限を持ちます。
付与される権限
注意点として、この権限ではメンバーを追加する権限はありません。
この権限を持つ運用担当者は、メッセージの配信権限を持たない点が特徴です。主な権限は以下の通りです。
付与される権限
この権限にはメッセージの配信権限がないので、運用に初めて携わるメンバーがこの権限で投稿を作成し、責任者の方が運用担当・管理権限でコンテンツのチェックと配信を行うなどの使い方ができます。
この権限を持つ運用担当者は、メッセージの作成・配信はできますが、分析の閲覧権限を持たない点が特徴です。
付与される権限
この権限は、メッセージ通数や友だち数、ブロック数が見れないので分析データの機密性を保持したい場合に有効です。例えば、メッセージの作成だけをお願いしたいアルバイトスタッフや外部委託先のスタッフなどに付与する際に適しています。
これらの権限を適切に組み合わせることで、アカウントを複数管理者で運用する際に考えられる配信事故やデータの取り扱いリスクを低減させることができます。
次のセクションでは、これらの権限を実際に付与する方法について解説します。
LINE公式アカウントに新しい管理者を追加する手順は、以下の通りです。
まず、管理者権限を持つアカウントでLINE公式アカウントマネージャーにログイン。画面左側のメニューから「権限管理」を選択します。次に「メンバーを追加」ボタンを選択します。
続いて、新しく管理者として追加するメンバーの「権限の種類」を選択したら「URLを発行」ボタンを選択します。
引用:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 権限設定マニュアル|LINEヤフー for Business
「URLを発行」ボタンを押すとURLが発行されますので、そのURLをメンバーにチャットやメールなどで渡しログインしてもらい完了です。
発行したURLの有効期限は24時間です。また、一度利用したら無効になりますので、複数の管理者を追加する場合は、一人ひとりURLを発行し共有してください。
以上のように、新しい管理者を簡単に追加することができます。ただし、権限を付与する際は、その必要性と適切性を十分に検討することが重要です。
管理者権限の削除や変更も、同様に簡単に行うことができます。以下が具体的な手順です。
LINE公式アカウントマネージャーに管理者権限を持つアカウントでログインします。画面右上の「設定」を選択したら画面左のメニューから「権限管理」のタブを選択すると、すでに権限を付与したメンバーのリストが表示されます。
権限を変更する際はメンバーの横にある「変更」ボタンを選択します。画面が切り替わったら権限の種類を変更し、修正完了です。※管理者を削除する際は、「このメンバーをアカウントから削除」を選択します。
以上、LINE公式アカウントの管理者を変更・削除する方法を紹介いたしました。
複数の管理者でアカウントを運用する際には、いくつかの注意点があります。次のセクションでは、これらの注意点について詳しく解説します。
LINE公式アカウントを複数任で管理するためには、いくつかの重要な注意点があります。これらを押さえることで、効率的かつ安全な運用が可能になります。
ユーザー権限の適切な配置は、セキュリティと効率性の両面で非常に重要です。以下のポイントに注意しましょう。
例えば、初めてLINE公式アカウントの運用に携わることになるメンバーの方には最初は「運用担当者(配信権限なし)」の権限を付与し、経験を積んだ後に「運用担当者」へ昇格させるなどの方法が考えられます。
複数の管理者でアカウントを運用する際は、各メンバーの役割と責任を明確にすることが重要です。
例えば、「平日の日中はAさんが主担当、夜間・休日はBさんが担当」「商品に関する問い合わせはCさん、技術的な問い合わせはDさんが対応」といった具合に、具体的な役割分担を決めておくと良いでしょう。
一貫性のある運用を行うためには、明確な運用ルールが不可欠です。
これらのルールを明文化し、定期的に見直すことで、チーム全体で一貫性のある高品質な運用が可能になります。
LINE公式アカウントで複数人による管理を成功させるためには、これらの注意点を十分に考慮し、チーム全体で共有することが重要です。次のセクションでは、さらに詳細な権限管理を可能にするツールについて紹介します。
LINE公式アカウントを複数人で管理するなら、LINEの機能拡張ツールMicoCloudがおすすめです。
MicoCloudであれば本部とその傘下にある複数拠点で、親アカウントと子アカウントの発行が可能です。親アカウントはユーザーへの配信と情報閲覧が可能ですし、子アカウントは各拠点のユーザーへのみの配信と情報閲覧が可能となります。
IDの複数発行にも対応しており、必要に応じて柔軟にアカウントの追加・管理ができます。
拠点やID別のダッシュボードにより、組織の構造に合わせた運用の分析が可能です。
これらのメリットにより、MicoCloudは企業の規模や構造にかかわらず、LINE公式アカウントの効果的な運用と管理を支援し、顧客とのコミュニケーション最適化に貢献します。複数の管理者でLINE公式アカウントを運用するならぜひMicoCloudを提供するMicoworksにお声がけください。
管理者を追加できない場合は、以下の原因が考えられます。
URLの有効期限が切れている場合や一度利用された可能性がある場合は、URLを再発行しメンバーの方に共有してみてください。100人を超えるメンバーを追加しようとしてる場合は、権限を付与するメンバーを絞り込んで整理してください。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
BOXIL掲載ページはこちら >
スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。