生活関連

新規集客

2022年3月23日

新規チャネル開拓でLINEを選択。予約数は1.5倍へ

タメニー株式会社

環境の急激な変化や外出自粛によって、ブライダル業界は変革を求められるようになりました。「プレ花嫁」と呼ばれる結婚式の準備を進めている人たちはインターネットを使って情報を収集し、感想などをSNSで発信しています。そのため、デジタルマーケティングは集客のチャネルとして重要な位置づけにあります。

一生に一度の特別な日を美しい宝物として残すウェディングフォト。タメニー株式会社様では「Studio LUMINOUS(以下、ルミナス)」というウェディングフォトサービスを展開されています。

新しいチャネル開拓を実現するツールとして、MicoCloudの導入と活用の経緯についてお話を伺いました。

タメニー株式会社

花嫁体験を大切に、最高のホスピタリティを提供。

Q.ルミナスのサービスについて教えてください。

特別な体験を一生の宝物として残すウェディングフォトを提供しています。拠点は、首都圏では東京のお台場、銀座、渋谷、首都圏以外では名古屋、大阪、福岡にあります。
また、ラ・メゾンという全国のチャペルや邸宅を活用したロケーションフォトも行っています。
サービスの特徴としては、最高峰のヘアセット・メイク、圧倒的なフォトレタッチ技術を駆使した写真の提供になります。

Q.ルミナスで大切にされていることを教えていただけますか?

フォトウェディングの仕上がりの品質はもちろん「花嫁体験」の提供になります。花嫁体験とは、挙式・披露宴を行わなくとも写真撮影の1日を結婚式として特別な想いで過ごしてもらうことです。

したがってサービス全体のホスピタリティが重要になります。ルミナスには式場運営に携わっていたスタッフや結婚プロデューサーなど、ウェディング業界の経歴豊富なスタッフが集まっているんですよ。接客レベルが非常に高く、口コミでも高い評価をいただいています。

問い合わせ対応はもちろん、ご予約において日程の確定を迅速かつスムーズに行うことが、お客様の満足につながります。MicoCloudで提供されている機能が役立ちました。

新規チャネル開拓が課題、LINEに注目。

Q.続いてルミナスのプロモーションについて伺います。KPI(重要業績評価指標)はどのように設定されていらっしゃいますか?

撮影のご成約と来館のご予約がKGIになりますが、基本的には問い合わせ件数を追っています。新規の問い合わせ件数とCPA(顧客獲得単価)が私のチームにおけるKPIです。

ルミナスの場合、スタジオに来館いただくと成約していただけることが多いんですよ。「え。すごい素敵!」と感動して決めていただけるので、問い合わせから来館につなげることが重要になっています。

Q.MicoCloudを導入する以前の課題があれば教えてください。

新規のチャネル開拓、見込み顧客との接点をどう生み出していくかということが、2021年当初からの課題でした。これまで獲得のチャネルは基本的にリスティング広告だけでした。そのため、考えられるチャネルはとにかく何でも試してみたいという意向がありました。

そのひとつとして「ウェブよりLINEのほうが気軽でいいな」というお客様がいらっしゃるのではないかと推測し、LINEを活用していきたいね、という声が上がったんです。

MicoCloudを選んだ決め手は「人」。サポートに安心感。

Q.LINEでどのようなことをしたいと考え、LINEだけではなくツールも検討した理由は何でしょうか?

LINEを通して、やりたかったことは2つあって、1つ目は流入経路によるウェルカムメッセージの出しわけです。
お友達になるタイミングや目的によって配信するコンテンツを変えて、メッセージを送ることによって問い合わせに繋げたかったので、そこができるかが重要でした。
ただ通常のLINE公式アカウントだと、どこから入ってきても、ウェルカムメッセージは共通のものしか送ることができなかったのでツールを導入しようと考えました。

2つ目は、セグメントごとのメッセージ配信ですね。登録から予約に至っていない方に関しても、メッセージ配信するということをしっかりやっていきたいと思っていたので、セグメントやタグ付けというものがわかりやすく、簡単にできるかがツールを選ぶ際に重視しました。

–他社のサービスも比較検討いただいたのですね。

はい。3社を比較検討して、最終的にはMicoCloudと2社のサービスに絞り込みました。機能面では、どちらもやりたいことと近いことができるので迷いました。

Q.2社を比較した時に、MicoCloudに決めた理由は何でしたか?

サポート体制になります。私自身にLINEの公式アカウントの立ち上げや運用の経験がなく、メンバーにも経験者がひとりもいませんでした。手探りで進めていくとき、何でも相談できること、しっかり知見を持っている方にご対応いただけること、それが大事なポイントでした。

また、最後の決め手は「人」ですね。Micoworksのみなさんがいい人だったからです。
ツールとしての使い勝手や機能はやりたいことができるのがわかっていたため、私たちのサービスの成功を真剣に考えてくださって「導入までしっかり伴走していただけそうだ!」という安心感だったり、ぜひ一緒にやらせていただきたいと感じたので、そこが決める際に非常に大きいところでした。

相談に迅速かつ丁寧にご対応いただき、安心感があったことが決め手だったと思っています。

ゼロから立ち上げたLINEは1.5倍の予約増加に。

Q.実際にMicoCloudを使用して行っている施策を教えてください。

現在は、主に新規のお客様が撮影スタジオを見学する際の来館予約の獲得に使っています。あとはお客様それぞれ個別にメッセージを送って、提案することで予約取得に活用しています。
例えば、予約の確度が低いお友達の方にフォトウェディングの診断コンテンツを提供しています。撮影した写真や着てみたいドレスなどの質問から、あなたにぴったりのシーンはこれです!というような診断を行っております。
その際にフォトウェディングの検討の時期、エリア、なぜ撮影したいと思ったかなどのニーズをヒアリングしてそれに合わせたサービスのご案内もしております。

Q.導入してからどのような効果がありましたか?

以前はオペレーションのスタッフがお客様と1対1のメッセージで対応していました。MicoCloud導入後は、自動で日程を選択できるようになりました。オペレーターの工数削減はもちろん、お客様にストレスのない対応を実現しています。

また、LINEによる新規チャネル開拓という目的から使わせていただいていますが、チャネルの流入経路としては依然としてウェブのほうが多い状況です。ただしLINEはゼロからのスタート。確実にチャネルを開拓した実感はあります。状況が変化しているので一概に比較できませんが、当初より1.5倍ほどの予約増加に繋がりました。

予約確定がスムーズに、データ取得の改善に期待。

Q.MicoCloudをお使いいただいている現場のみなさんから何か声は聞いてますでしょうか。

インフォメーションデスクのチームから上がってくる声としては、メールよりも返信が速いので「来館予約の確定はLINEのほうがスムーズに進むことが多い」ということをよく聞きます。

Q.運用支援に関しては感じているところはありますでしょうか。

いつもスピーディーに対応してくださるので本当に感謝しています。コンテンツ制作もお願いしていますが、配信するコンテンツの画像はクオリティが高く、修正にも迅速に対応してくださっているので、安心してお任せしています。

生涯顧客の獲得をめざして積極的なLINEの活用を。

Q.MicoCloudを通して、今後の活用イメージを教えてください。

現在はCTF(Customer/Technology/Function、顧客と技術と機能)の施策を強化したいと考えています。検討段階のお客様とLINEでうまくつながって、実際に写真を撮りたい気持ちが高まったときにルミナスを選んでいただけるコミュニケーションが理想ですね。

LINEでお問い合わせをいただいたにも関わらず来館に繋がっていないお客様もいらっしゃいます。そういう方にクーポンをお渡しして来店を促すことを始めています。

Q.その他の活用イメージもございますか?

直近のキャンペーンで、Once more photo weddingという2回目のフォトウェディングをプレゼントする企画を展開しました。

現状では結婚したタイミングでフォトウェディングを行ったり、結婚写真を撮ったりするお客様がほとんどです。しかし、欧米では結婚して何年か経ってから誓いの更新を行う「バウリニューアル」というセレモニーが行われています。自分たちの新しい姿をもう一度撮影いただくことで、夫婦の絆をさらに深めるという価値観の提唱を少しずつ始めています。

このように新たなフォトウェディングシーンをご提案したり、2回目以降のリピートを生み出したり、継続的にご利用いただけるようにLINEを活用していけるといいですね。

–LTV(顧客生涯価値)の観点からも素敵ではないでしょうか。金婚式、銀婚式のお祝いとしてスタジオを利用するニーズもありそうです。

そうですね。サービスとしてまだ提供できていませんが、お子さまが生まれてファミリーフォトをルミナスでご提供できれば、リピートにつながるかもしれません。お客様の継続的なご利用とともにMicoCloudを使い続けることができるといいですね。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

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"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
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