"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
2021年12月22日
富士フイルムシステムサービス株式会社
薬学生向け学習・情報サイト「薬学のレシピ」を運営する富士フイルムシステムサービス株式会社では、LINEの有効活用を目的にMicoCloudをご導入いただき、導入後はLINEコンテンツの配信タップ数2倍を達成されています。
そこで今回は、LINE マーケティング プラットフォーム MicoCloud(ミコクラウド)導入の裏側や現場の声などをお伺いしました。
薬学のレシピチーム長 西原一聡 様
自社サービスの薬学生向け学び応援サイト「薬学のレシピ」の運営を担っている。
弊社は、全国の自治体・企業の皆様へBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供している企業です。
例えば公共領域における戸籍総合システムでは、全国の自治体様へ約7割のシェアを持つなどの実績を有しています。
私が所属している部署は、薬学部5年生が実務実習時に利用するコミュニケーションツールである、「実務実習指導・管理システム」を全国の薬学部がある大学の約9割へご提供するなど、コメディカル領域に関するサービスを運営しております。
その中で私は、薬学生向け学び応援サイト「薬学のレシピ」の運営にチーム長として携わっています。
2021年2月にオープンした薬学生向けの学習支援会員サイトです。長年「実務実習指導・管理システム」を運営していた我々は、日々頑張っている薬学生の皆さんを、もっと支援できるようなサービスが作れないかという思いを持っていました。
薬学生は常に忙しく、特に5年生になると、約半年に渡る実習が始まり、研究や卒論にも多くの時間を使います。また、インターンシップも開始されてきますし、国家試験にも備えなければいけません。そういった様々な努力をしている薬学生の皆さんの役に立つサイトの構築を目指し、サービスが立ち上がりました。
我々のミッションは「薬学生のスペシャルサポーターになる」ことです。
実務実習の予習・復習に役立つ動画や、医薬品・調剤事例検索、国家試験対策などのコンテンツだけでなく、先輩のインタビュー記事などの読み物もあり、わかりやすい学びの情報を提供しています。
薬学のレシピ:https://www.yakugaku-recipe.jp/
まず、新着記事が読まれにくいという課題がありました。
当初はサイトをオープンするのに手一杯で、会員登録した薬学生に最適な案内をする仕組みがなかったんです。その結果、新着記事が公開されても伝える機会がなく、なかなか読まれないという問題がありました。
会員登録をしていただいた方へ、メールマガジンで新着記事をお知らせしました。しかし、最近の若い方のメール離れの傾向もあり、開封率が伸びなかったんですね。
やはりSNSを重視していかなければならないということで、サイトをオープンして半年後の2021年8月にLINE公式アカウント運用をスタートしました。
いいえ。まず私たちはSNSを活用する上で「会員になっていただいた薬学生に対して、いかに役立つ情報を提供できるか」を重要視していました。
そういう意味では、InstagramやTwitterなどのSNSで対外的な露出を増やすのではなく、LINEでつながった薬学生に対して、一人ひとりにあった情報を配信するのが適切だろうと判断しました。
一人ひとりにあった情報を届けるためには、ツールの導入が必要だったためです。
薬学生といっても、学年や実務実習のタイミングによって必要な情報は大きく変わります。
実務実習の開始時期も4期に分かれているので、各期に合わせて実習に関するオリジナル動画や医薬品検索などの情報だけでなく、実習が終わったらインターンシップ、国家試験や卒業研究に関するコンテンツなど複数のカテゴリを用意していました。
しかしツールなしでは一斉配信しかできません。計測も単純にアクセス数で見るしかなく、作ったコンテンツが適切な対象に届いてるのかわかりませんでした。
ツールを導入し、可能な限り薬学生一人ひとりに合ったお役立ち情報を送りたい。ただし、自分たちで運用するのは無理だろうと理解していたので、運用支援も充実しているツールを導入しようと考えていました。
セグメント配信などの機能はもちろんですが、我々としてはLINE運用をちゃんと回せるかがツールを使う上で一番大事な点ですので、ノウハウがある企業に運用支援してもらいたいと考えていました。
Micoworksさんなら専任のチームがついて伴走していただけるので、それが大きかったですね。
メインは薬学生の学年・実習時期に分けたセグメント配信です。例えば、実習期間に合わせてコンテンツの配信時期や内容を変えることで、必要な情報を必要なタイミングで配信しています。
初期にメール配信していた頃のタップ率と比較すると、MicoCloud導入後は2倍近くになりました。やはり、薬学生一人ひとりが求めている情報をセグメント配信することで、明確にタップ率が変わっています。またアクセス分析もできるようになったので、必要がない時期にコンテンツを配信しても開封されないことが改めてわかりました。
もうひとつ、最近効果を感じたのがLINEフォームです。
オンラインイベントを企画する際に、ウェブサイト上にオンラインイベントの申し込みページを作ろうとするとゼロから構築しなければなりません。そのため、いつもWEB開発のリードタイムが課題になっていました。
MicoCloudの担当者の方から「LINEフォームを使えばできますよ」と教えていただき、実際にLINEフォームを使ったところ、本当にあっという間にイベントの申し込みフォームができました。LINEを使ったイベント管理は初の試みでしたが、申し込みも好調で、一定の効果があったと考えています。
「自分たちだけでやっていた時と全然違う」と声が上がっています。
リッチメニューの画像など、品質的な見た目も含めて劇的に向上し、現場からは非常に喜ばれていますね。
さまざまな業界を相手にSNSサポートをされているので、多くのノウハウを持っておられるなと感じました。最初、我々のサービスモデルは伝わりにくいのではないかと心配していましたが、しっかりと理解いただいた上で、プロセス図に落とし込んでいただけたのには驚きました。
「学生視点だとこういうものに興味があるんじゃないでしょうか」と施策のアドバイスもいただけますし、作成してもらう画像のデザインもとても良い。痒いところに手が届くと感じますし、対応のスピードが非常に速いところも満足しております。
ここからはより具体的に「薬学のレシピ」の戦略について深堀りしていきます!
オンラインイベントや、学習資料のプレゼントキャンペーンなどの各種イベントへの応募時に、LINEに友だち登録いただくといったプロセスを取っています。
会員への情報発信に関しては、基本的にLINEをメインとしていく方向性を持っていますので、今後も友だち数を増やしていきたいと考えています。
薬学生への接点をできるだけ持ち、意見を聞くことを地道に行っています。
例えば「薬学のレシピ」に会員登録する際に「実習前はどんな不安がありますか」といった一言アンケートの実施などをしています。その回答をもとに薬学生にインタビューすることで、コンテンツや記事をより役立つ内容にしています。
また、LINEのアンケートを取ることで実習前の薬学生にどういう興味や不安があるかも少しずつわかってきました。それをふまえて既に実習に行った先輩たちへのインタビューをさせてもらい記事化し、実習前の薬学生に届けるなどしています。
薬学生の多くの声と深い声の両方を聞くようにして、「薬学生が今本当に見たい・読みたいものは何なのか?」を探すようにしています。
LINE友だち登録時などのアンケート結果により、リッチメニューを会員・非会員のパターンに分けています。
アンケートに未回答の方には、リッチメニューにアンケート欄を表示させる工夫もしています。
「薬学のレシピ」はさまざまなコンテンツがあるので、まずは薬学生に知ってもらい、自分の役に立つ情報をタイムリーに受け取っていただける状態にしたいです。
我々のミッションは「薬学生のスペシャルサポーターになる」ですので、「薬学のレシピ」を100%活用いただけるような情報配信と、アクセスしやすい動線を構築していきたいと考えています。
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。