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BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
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LINE公式アカウントの管理画面の分析機能を使えば、友だち追加数やブロック数、チャットなどの統計情報を把握することができます。
分析機能を活用して、実施した施策の反響を確認してマーケティング戦略を立てることが可能です。
本記事では、LINE公式アカウントの分析機能の概要や分析画面の見方などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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ぜひご覧ください。
目次
LINEの分析機能とは、LINE公式アカウントの利用状況を把握する際に必要なデータを確認できる機能です。
管理画面の分析タブを選択すると、以下の10項目の数値を分析できます。
それぞれの分析機能について詳しく解説していきましょう。
ダッシュボードは、メッセージ通数や友だちの推移、チャットなど主要な統計情報の概要が分かるページです。集計期間を切り替える場合は、右上にある「7日間」または「30日間」でいずれかを選択します。
LINE公式アカウントの管理画面の詳しい使い方や機能については「LINE公式アカウントの管理者画面とは?操作内容や対応可能な内容を解説」をご覧ください。
友だちの分析画面では、友だち追加数やブロック数の遷移に加えて、追加経路や属性情報などが確認できます。
たとえば、クーポン配信や広告出稿などをおこなったときに、友だちの追加数の推移や属性を分析することが可能です。
メッセージ通数の分析ページでは、配信したメッセージの推移をグラフで確認できます。またメッセージ配信の分析ページでは、配信数や、クリック数、再生開始ユーザー数などの数値を細かく把握することが可能です。
メッセージ配信の手順や活用事例などに興味がある方は「LINEメッセージ配信のコツとは?機能や活用方法を詳しく解説」をお役立てください。
ステップ配信とは、条件に合うユーザーに対して、段階に応じてメッセージを自動配信できる機能です。ステップ配信の分析画面では、メッセージの配信数やアクション発生数などが確認できます。
ステップ配信の詳しい機能や配信方法について知りたい方は「LINE公式アカウントのステップ配信とは?設定手順や成功事例を紹介」をご覧ください。
チャットの分析ページでは、使用したメッセージ数の確認が可能です。チャットでは「手動応答」と「自動応答」のいずれかを設定でき、分析画面ではそれぞれの応答数などを把握できます。
LINE公式アカウントのチャット機能や個別返信の方法を知りたい方は、以下の記事をご活用ください。
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LINE公式アカウントのチャット機能の活用方法とは?事例とともにご紹介
リッチメニューとは、LINEのトーク画面の下に設置できるメニュー機能のことです。分析画面では、エリアごとの表示やクリック数などメニューの利用状況をまとめた統計情報を確認できます。
リッチメニューの作り方や編集方法が知りたい方は「LINEリッチメニューのデザイン方法とは?おすすめのデザインや意識するべきポイント」をご覧ください。
クーポンの分析ページでは、クーポンごとの開封人数や使用人数、クーポンの開封経路などを確認することが可能です。たとえばクーポンの分析データは、クーポン配布をおこなった際の効果検証に活用できます。
クーポン機能の設定方法などを知りたい方は「LINE公式アカウントのクーポン機能の概要や活用方法を紹介」の記事をお役立てください。
予約サービスと連携している場合は、予約の分析ページで、LINE経由での来店数や予約数などが確認できます。LINEでの反応や効果を把握できるため、LINE公式アカウントを活用して来店予約などを実施している店舗に役立つ機能です。
LINEを使った予約送信機能について興味がある方は「LINEで予約送信をする方法を解説!」をお役立てください。
ショップカードの分析ページでは、ショップカードの発行数および、ポイント別に使用したユーザーの数などが確認可能です。
他にも、有効切れとなったポイント数や特典の使用率などのデータも取得できるため、ショップカードによる来店促進の効果を把握したいときにも役立ちます。
LINE公式アカウントのポイントカードやショップカードの活用方法が知りたい方は「LINEポイントカード・ショップカードの活用方法は?作り方から事例を徹底解説」をご覧ください。
プロフィールの分析ページでは、プロフィールが表示された回数および、表示したユーザーの数などが確認できます。
たとえばキャンペーンや広告出稿などをおこなったときに、プロフィールページにどの程度のユーザーが訪れているか、または興味を持っているかなどを知りたい際にプロフィールの分析データが活用できるでしょう。
LINE公式アカウントの分析機能を活用するためには、必要な分析データを抽出する必要があります。そのためには、各項目の分析データの見方を理解しておくとよいでしょう。
それでは、各項目の分析データの見方を詳しくみていきましょう。
引用:LINE for Business「マニュアル|分析-ダッシュボード」
ダッシュボードの画面では、アカウント全体のデータ概要を確認することが可能です。メッセージ通数や友だち、チャットのデータが閲覧でき、7日間または30日間から集計期間を選択できます。
メッセージ通数や友だち、チャットをクリックすると、各項目の分析画面に遷移します。分析画面では比較・グラフ・リストの3つが表示され、設定した期間の集計データをダウンロードすることができます。
引用:LINE for Business「マニュアル|分析-友だち」
友だち追加された数やターゲットリーチ(年齢や地域などからみなし属性と推定される友だち)、ブロック数などを確認できます。下のタブにある概要・属性・追加経路を選択すると、各項目の細かいデータが閲覧可能です。
たとえば属性のタブでは、友だちの性別や年齢、地域の割合を確認できます。それぞれCSV形式のデータをダウンロードすることも可能です。
引用:LINE for Business「マニュアル|分析-メッセージ通数/配信」
メッセージ通数の分析画面では、以下の期間ごとに数値を確認できます。
また設定した期間の集計データをダウンロードすることも可能です。
メッセージ配信の分析画面では、配信したメッセージの配信数や開封数、クリック率など設定した項目の数値を確認できます。データを確認したいメッセージをクリックすると、細かい数値やグラフが表示されます。
メッセージ通話数と同様に、メッセージ配信のデータもダウンロード配信することが可能です。
引用:LINE for Business「マニュアル|分析-ステップ配信」
ステップ配信の分析画面では、設定したステップ配信の成果が確認できます。
たとえばステップ配信の開始ユーザー数や、完了ユーザー数などを期間ごとに集計することが可能です。また「タイトル」からメッセージをクリックすると、各ステップのアクション数や配信到達率などの数値を把握できます。
チャットの分析画面では「手動応答」と「自動応答」からそれぞれ選択して、数値の推移を確認できます。
手動応答の分析画面では、やりとりがあったチャットルーム数や受信メッセージ、送信メッセージのデータが表示されます。設定した期間の集計データをダウンロードすることも可能です。
一方自動応答の分析画面では、7日間や30日間など期間ごとにわけて応答メッセージ数を確認できます。手動応答と同様に、集計データをダウンロードすることが可能です。
画像引用:LINE for Business「マニュアル|分析-リッチメニュー」
リッチメニューの分析画面からは、表示数やクリック数、クリック率などが数値やグラフで確認できます。設定したリッチメニューごとの数値も表示され、データをダウンロードすることも可能となっています。
ただし、集計期間内にクリックしたユーザー数が20人に満たないときは数値が表示されないため、注意しましょう。
画像引用:LINE for Business「マニュアル|分析-クーポン」
クーポンの分析画面では、配信したクーポンごとに開封した人数や使用した人数、経路などのデータが確認できます。
ただし表示される数値は、前日までの集計分となるため、分析する際に注意しましょう。
またLINE VOOMや応答メッセージ、リッチメニュー、LINE Beacon、不明以外からクーポンを開封した場合の使用ユーザーなどが、19名以下の場合は数値が表示されません。
引用:LINE for Business「マニュアル|分析-予約」
予約の分析画面では、公式アカウントから店舗を予約した数や来店した数などが分かります。
期間ごとの来店数やキャンセル数などの推移をグラフで可視化して確認することができます。ただし、公式アカウント以外での予約やキャンセルは反映されないので、分析の際には気をつけましょう。
ショップカードの分析画面では、たとえば以下の数値を確認できます。
他にも、有効カード数なども表示されます。
ポイント分布タブを選択すると、ポイント使用数や、使用したユーザーがわかります。
引用:LINE for Business「マニュアル|分析-プロフィール」
プロフィールの分析画面では、ページビューやユニークユーザー数が数値やグラフで分かります。
また、入力した期間の集計データをダウンロードすることも可能です。
分析機能を使用する際には、以下の4つの点に注意しておきましょう。
分析データが反映されるタイミングは、項目によって異なるため、項目ごとに反映されるタイミングを確認しておくとよいでしょう。
ショップカードは、公開を停止すると停止日以降の分析数値は確認できないため、公開停止前にデータを分析しておく必要があります。
予約の分析機能を使う場合は、予約サービスとの連携が必要なため、事前に連携しておきましょう。
また分析画面上で友だち数の推移などを把握することが可能ですが、分析データからでは誰が友だちになっているかまでは分かりません。もし友だちの名前を把握したい場合は、友だちにチャットへ参加してもらう必要があるので、問い合わせ対応などのときに注意しておきましょう。
LINE公式アカウントの分析機能は、円滑にアカウントを運用するためには、友だちの追加数やブロック数、メッセージの開封率を把握して活用することが大切です。
分析機能をうまく活用できれば、友だちの反応を可視化できるため、マーケティング戦略の立案や改善などにつなげられます。分析機能を活用して、効果的なマーケティングを実施しましょう。
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Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
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