新卒・中途採用活動でのLINE公式アカウントの活用方法とは?成功事例を解説

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新卒・中途の採用活動は、「そもそも応募者が集まらない」「連絡がつかない」「自社に合う人材からの応募がない」など、課題が山積みの状態です。

 

また応募者の獲得は、求人サイトへの広告出稿や、合同説明会への出展など経費がかかります。

さらに、応募者の面談設定や、内定者とのコミュニケーションなど工数が多く、採用担当者の負担が大きいものです。

 

なかには、応募者と連絡が取れなくなってしまうことや、内定後に辞退してしまうケースもあります。

 

しかし、内定後のレスポンスを早くしたり、連絡ツールを変更したりすることで連絡の不通や内定辞退者を減らすことに成功している企業は多く存在します。

 

そこで本記事では、LINE公式アカウントを活用した新卒・中途の採用活動や、LINEを活用してレスポンス向上・採用活動の効率化に成功した事例を紹介します。

 

「新卒・中途の採用活動に課題を感じているけれど、解決方法がわからない」「採用担当者の人数が限られているので、業務効率化したい」など、悩みを抱えている採用担当者の方は、LINE公式アカウントを活用した採用活動を検討してみてはいかがでしょうか。

企業が採用活動で抱える課題とは?

現在企業が採用活動をする上で抱えている課題は、以下があげられます。

  • 人口減少に伴う就業者数の減少
  • コロナ禍による応募者との接触機会減少
  • 応募者を集める難しさ
  • 連絡不通/辞退者の多さ
  • 採用担当の少なさ など

 人口減少に伴う就業者数の減少や、コロナ禍による応募者との接触機会減少は、企業単位の努力では解決が難しいため、応募者の獲得や、連絡の不通者・/辞退者を減らすための対策を打つべきだと考えられます。

応募の獲得に関しては、求人サイトへの掲載のほかに、企業のブランディング強化や、SNSなどからのダイレクトリクルーティングなどの活用が課題解決につながるでしょう。

また、採用活動中に連絡が取れなくなってしまう応募者や、内定後の辞退者を減らすためには、以下の方法で対策が可能です。

  • 連絡ツールの変更
  • レスポンス対応する人材の確保
  • 求める人物像に当てはまる人材へのダイレクトリクルーティング など

採用担当者の人材確保が難しい場合は、応募者との連絡を取りやすいツールに変更したり、作業の効率化のために外部ツールを導入したりするなどの対策を検討してみるとよいでしょう。

採用活動でLINE公式アカウントを活用するべき理由

応募者や内定者とのコミュニケーション強化や、企業情報を効果的に訴求したいときに役立つのが、企業向けのLINEアカウントである「LINE公式アカウント」です。

なぜ企業が採用活動でLINEを活用すべきかというと、連絡ツールをLINE公式アカウントに変えることで、メールよりもメッセージの開封率が向上し、連絡を取るハードルが下がるため課題解決の可能性を上げられるためです。

それでは、採用活動でLINE公式アカウントを活用すべき理由を解説します。

連絡ツールの移り変わり

企業と応募者の連絡手段といえば、メールが主流です。

一方でLINEの利用率が上がったことで個人間のやり取りだけでなく、企業が応募者や内定者、企業に興味を持っているユーザーとの接点を増やす手段として、新卒・中途の採用活動にもLINEの活用が進んできています。

メールよりも気軽に連絡がとれ、利用頻度が高いLINEであれば、連絡の不通が起こりにくく、レスポンスの遅さによる内定辞退者を防ぎやすくなります。

採用活動の効率化が可能

これまでの採用活動では、求人サイト内のメッセージツールやメール、電話を活用する企業がほとんどでした。

しかし、LINEを導入することで、連絡手段をLINE公式アカウントに統一することも可能です。

たとえば、説明会などでQRコードを読み込んで、LINE公式アカウントを友だち追加してくれたユーザーに対して、企業情報や製品の開発秘話、従業員のインタビュー動画などの情報を一斉送信できます。

LINE公式アカウントの基本機能としては、メッセージ配信や個別チャット、トークルームの下部に設置するリッチメニューなどがあります。

基本機能のほかに、LINE公式アカウント向けのマーケティングツールを導入すれば、より詳細なセグメント配信や、ユーザーにタグを付与して管理するなど作業の効率化につながる機能を利用することも可能です。

工数削減だけでなくミスの低減も期待できるため、採用担当が少ない企業であれば、マーケティングツールの導入のメリットを大きく感じられるのではないでしょうか。

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新卒・中途採用活動でのLINE公式アカウントの活用方法

新卒・中途採用活動でのLINE公式アカウントの活用方法を紹介します。

今回は、LINE公式アカウントの機能を3つ取り上げます。

メッセージ配信

LINE公式アカウントでは、友だち追加しているユーザーに対して一斉送信でメッセージを配信できます。

たとえば、求職者が気になる仕事内容や「社員の1日のスケジュール」、選考スケジュールなどの情報配信が可能です。

また、LINE公式アカウントではテキストのほかにも、画像や動画で社内の雰囲気を伝えることもできます。

年齢や地域、友だち追加経路などの属性にしぼってメッセージを配信する「セグメント配信」や、友だち追加した日数やユーザーのアクションにあわせて、段階的にメッセージを配信する「ステップ配信」の機能も応募促進などに役立つ機能です。

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チャット機能

LINE公式アカウントには、一斉送信だけではなく、メッセージで個別にやり取りできる機能もあります。

応募者の面談の日程調整や、質問への対応に最適です。

メールや電話での連絡にくらべて、開封率やレスポンス率が高いため、応募者とスムーズにコミュニケーションを取れます。

ただし、企業からユーザーに向けて個別にメッセージを配信するためには、まずユーザーからメッセージを送信してもらわなければいけません。

個別で連絡を取るためには、友だち追加した後にメッセージを送ってもらうように誘導するか、外部ツールの導入を検討しましょう。

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LINE公式アカウントのチャット機能の活用方法とは?成功事例を紹介

リッチメニュー

LINEのトークルームには、企業サイトや求人応募フォームへのリンク、採用条件などの情報をまとめた「リッチメニュー」を設置できます。

たとえば、応募者からよくある質問をまとめたページのリンクを掲載しておけば、問い合わせ対応の効率化につながるでしょう。

またリッチメニューを設置することで、ユーザーの利便性を高められます。

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LINEを活用して新卒・中途の採用活動に成功した事例3選

LINE公式アカウントを活用して、応募者獲得や作業の効率化など採用活動に成功した事例を3つ紹介します。

【事例1】株式会社アスナロ

  • 企業名:株式会社アスナロ
  • 導入背景:求職者との関係構築・応募率の向上

新卒就活支援サービスの「digmee」を運営する株式会社アスナロでは、電話やメールでの連絡は求職者からのレスポンスが悪く、関係性の構築がうまくいかないことや、求職者向けのイベントや面接の参加率が低いという問題を抱えていました。

そこで、求職者との関係構築の向上のためにLINE公式アカウントを導入。

さらに、応募率を改善するために、LINE公式アカウントの運用・活用ツールの「MicoCloud」を取り入れ、求職者のニーズを把握するためにアンケート配信や、ニーズにあわせたセグメント配信をおこないました。

求職者のニーズを把握し、悩みにあわせた内容をセグメント配信するようになったことで応募率の50%向上に成功。

以前は面談時に企業紹介を実施していましたが、LINE公式アカウントから企業情報の配信し、求職者から反応があった企業を面談時に紹介する形式に変更したところ、面談後の選考率が向上しました。

また連絡ツールを電話やメールからLINE公式アカウントに切り替えたことで、求職者からのレスポンスが体感で2倍~3倍に改善したということです。

▼詳しい事例の内容は、以下をご覧ください。

>>連絡手段をLINEに変えて、求職者の応募率が1.5倍へ

【事例2】株式会社アイデム

  • 企業名:株式会社アイデム
  • 導入背景:求職者との効率的なオンラインコミュニケーションのため

株式会社アイデムは、逆求人型の就活サイト「ジョブラス新卒」を展開しており、成功報酬型の新卒紹介サービスをおこなっています。

学生との連絡は、1対1のコミュニケーションを重視しているため、限られたスタッフ数では業務の負担が大きくなっていることが課題でした。

学生とのコミュニケーションの効率化を目指し、オンラインでコミュニケーションが取れるLINE公式アカウントを導入しました。

連絡のレスポンス改善には役立ったものの、さらにスタッフの負荷を減らすために、LINE公式アカウントのマーケティングツールの「MicoCloud」の利用を開始。

MicoCloudの導入により、対応の抜け漏れや属人化を防ぐことにつながり、業務の効率化を図ることができたといいます。

 ▼詳しい事例の内容は、以下をご覧ください。

>>就活生との連絡の非効率を未対応などのステータス見える化で大幅改善

【事例3】株式会社Hajimari

  • 企業名:株式会社Hajimari
  • 導入背景:ユーザーとのコミュニケーション効率化、CVR改善

人事と企業のマッチングプラットフォームの「人事プロパートナーズ」を運営する株式会社Hajimariでは、面接に至っていないユーザーと、面接済みのユーザーへのメッセージ内容など情報を出し分けて対応していました。

面接済みのユーザーに対してはLINE公式アカウントでメッセージ配信していましたが、LINE公式アカウントの基本機能では、新規で友だち追加したユーザーを把握できず、コミュニケーションロスが起こってしまう課題がありました。

そこで、LINE公式アカウントの運用・活用ツールである「MicoCloud」を導入。

MicoCloudの導入によって、メールでの案件紹介に比べてレスポンスが良くなり、急募案件を紹介するステップを挟むことで、登録者のリソースが空くタイミングを捕捉できるようになったとのことです。

また、メールアドレスでの会員登録からLINEの友だち登録に変更したことで、CVRの2.5倍アップに成功しています。

今後は、マイページとの連携を強め、より多くの方への案件紹介を実現したいと考えています。

▼詳しい事例の内容は、以下をご覧ください。

>>ユーザー登録をメールからLINEに変更でCVRが2.5倍に

まとめ

LINEは、学生や求職者が使い慣れているため、応募へのハードルが下がりやすく、お互いに連絡を取りやすいツールです。

また、自社に興味を持っているユーザーに向けて情報発信できるため、効率的に訴求することが可能で連絡業務の効率化にも活かせます。

「採用活動を効率化する方法がわからない」とお悩みの方は、成功事例を参考に自社での活用を検討してみてはいかがでしょうか。

LINE運用ならMicoCloud

LINE公式アカウントの運用にお悩みの方は、ぜひMicoCloudまでお問い合わせください。MicoCloudは、LINE公式アカウントを一括管理する、LINE特化型マーケティングシステムです。

企業さまのLINE活用を成功に導くために、顧客管理・配信・分析・運用改善までを一気通貫でサポートいたします。


導入後もLINEのマーケティング活用を知り尽くしたサポートチームが継続的にアシストします。オンライン面談や各種セミナーの実施もしておりますので、少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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